farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

泥エクササイズ

2008-06-16 13:24:02 | Weblog
田んぼに生えてくる雑草が目立ってきたので、また田に入った。約二時間が限度の作業。水をたっぷり張ってすると草が浮き上がってきて面白い。稲はまるで肩もみをしてもらっているように心地いいだろうと思ってやっている。そうでも思わないとどろんこ作業はたのしくないだろう。生ぬるい水の中で手で茎周りを掻いてやる。この草取りのお陰できっと稲は健やかに実ってくれるだろう。私はたまにする泥エクササイズをたのしんでいる。年をかさねると、バランスを崩したりして尻餅などつかなくてはならないので、少し若いうちに経験しておこう。やはり3本植えがいいのだと色んな株を見ておもった。今もぴちぴちしているおたまじゃくしは田を干し始めたら、干上がって肥料になるのかな?早く蛙になって飛んでいけ!さもないと困るぞ。

午後から近所の若いお母さんのお見舞いに行く。
やっと慣れ始めて色んな話をし始めたときだったのに、介護など色んなおつかれが出て入院されました。疲れはためないようにといつも思うが、なかなかいそがしさに追われてロハスな生活は程遠い田舎生活です。せめてもの救いは昨夜玄関先の3匹の蛍の光。家で蛍ってすこしだけぜいたくである。もっと飛ぶように洗剤の問題にも関心をもっていこう。今しばらく静にして。
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桑の実を求めて

2008-06-15 22:09:39 | Weblog
網野まで桑の実のフォーラムの為、約二時間走った。朝4時起きだったので、海岸線を走るとき、眠くって止まって、一眠り。山道をくねくね走って、10時に間に合った。たくさん黒くなった桑の実に感激。子供の頃よく食べていたからである。
丹後地方はシルク織物で有名でだから桑の木も多いのかしら。私の家でも昔蚕を飼っていたそうで、桑の木もあったそうな。子供に還って、手をインク色に染めてたくさん食べた。みんな懐かしそうに、いいおじさんもおばさんもしばし少年少女に戻った。
桑の葉が生活習慣病予防にいいとのお話。私はただアントシアニンを含んだ実に興味があった。私も一本桑の木を植えている。まだ実はならず。葉をてんぷらにされていたし、さば寿司にも少し入れられていた。健康になる野菜には関心が向く。葉を粉末にして、お茶、お饅頭、お餅、いろいろ頂きました。でもやっぱり昔食べた実は懐かしくおいしかったです。手も口もインク色の午後でした。アメリカの歌、桑の木の周りを歩こうという歌がありましたね。
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きゅうり

2008-06-15 21:49:46 | Weblog
昨日、やっと地を這っていたきゅうりの苗に支柱を二男に立ててもらい、これできゅうりは上に上っていける。それにしても男の子の力ってすごい。倍力である。このことは畦付けのときにも実感した。殆ど同じ時間に始めても半分終わってフーフー言っているうちに、仕上げておられた。男の人の仕事ぶりなどあまり意識しなかったが、今年は男性の力を見せ付けられた。女の中で育ったのでそのことがよく分からずずっと来ていて、私は少し生意気だったかもしれない。でも今は男の力仕事は倍力だと認める。二男のお陰で、一反ぐらいの柿やスモモ、ゆず、ブルーベリー、山椒などを植えている草だらけを退治してもらった。すっきり。月に一回位帰ってくれると大助かり。
夜は役員会。十時頃まで続いた。議題も特になく、疲れた。改善しなければならぬ問題は一杯あるのに、議題なし。男性の中に女一人。なんだか田舎の人の会議は疲れる。何故か? あまりにもおとなしい。もう少し活発な討議などがあれば、元気が出るのに、地域もより活性するのに。殆どが兼業農家だから仕方がないのか?もっとあれを、これをしようと表現していく元気が欲しい。私の元気も段々田舎化しておとなしくなる?
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夏模様

2008-06-13 14:29:33 | Weblog
昨夜は星がきれいなよるで、ダイヤモンドをちりばめたような美しさ。でも少し空が昔の暗さがなくなり残念。夜はもっと暗く、怖いくらいの暗さがないと、頼りない。だから夜もあまり怖くない。秋の夜空の星の美しさは本当にきれいが夏の星もきれい。まだ星が見えることをありがたいと思わなければ。京都では殆ど星を見たことがなかったように思う。
朝は草刈にと出たが田んぼに元気に根付いている草を取りに田んぼの中。泥エクササイズ開始。10時ごろからお昼まで約二時間の運動でした。犬のダリは退屈で車の陰で見学。たまに水路に入ってじゃぶ、じゃぶ。草はしっかり根を張り、とってやると稲も喜んでいるだろう。多分美容院でさっぱりカットしてもらったような感じかな。家もそろそろ中干しをしようかな。
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楽しいお誘い

2008-06-12 21:34:39 | Weblog
六月は稲の成長も安定し、色んな計画がある。その一つ、篠山へEM 農法で野菜作りに熱心な退職後農業をされている校長先生の畑見学。その次は京都へ社会見学。長年すんでいたところですが、こちらの方と行く予定。お菓子作り教室、農家見学教室と続きます。その合間を見て私の関心、桑の実についての講習に丹後の網野まで走る予定。あまり雨の降らない梅雨って楽しい季節だと思います。こんなレクレーションがあるから、農作業もへいちゃらと言いたいです。そう思い込ませています。5年を経過し、やっと少し辺りを見回す余裕が出てきたようです。5年くらいなれるのに必要でした。いくら私がこちら生まれでもです。母との調整にも同じ時間がかかっています。妹がこのごろ母も私も穏やかになってきたとのこと。そんなことはなく疲れると、二人でちぐはぐに言い合っています。親子だからこれでわだかまりがなくなり、通常にすぐ戻れます。以前は私はよく京都に戻っていたし、温泉によく行ったし、どこかの珈琲やで休む必要があったが、今は殆どその必要がなくなりました。田舎風になったということです。こうならなければいつまでもしんどいでしょう。もう逃げ場がないのだから、どっしり受け止めましょう。
これからは積極的に面白いことを見つけて時間を大切にしたいと思っています。
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スイカ

2008-06-12 12:12:41 | Weblog
またカラスのすいか攻撃。もう6つくらい食べられたそう。人間でもまだ口にしていないのに、何たることか。84歳のおばあさんが楽しみにして、あの人にあげよ、あの人にもと楽しんでいるのに、山際でカアーカアーとカラスパーティかしら。プラスチックのカラスの脅しとテープをきらきらさせているがすぐ慣れてくると思う。トマトの白いスカートの下から入って食べるし、賢い鳥。からすと人間の戦いはいつも静にくりひろげられています。昔はこんなことなかったのに。人間がすべて教えてしまったのでしょうね。
畑では、いのししがミミズ探しであばれています。すぐそばに檻があるのに入りません。入って来なさいとばかり、周囲をきれいに刈って、多分はいるわけないわ。
ゆっくり檻に入って食べようとおもわないでろう。見えすぎて。人間もっと知恵を働かせて対策をねる必要があるが、人間はみな多忙で義理厄介でしているみたいだから一体なにをしているのか。
私でも大体どこにねぐらがあって散歩道もわかってきたのに、みんな真剣に考えていないみたいです。年寄りやサラリーマンが多くなった地域では仕方がないのか?
みんな人事のように考えて、秋の収穫期にはあわてふためく。
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あぜ道相談

2008-06-11 13:48:54 | Weblog
毎年農協主催の農業相談がある。今日も、例年のごとく、稲の分けつ、安定期に行われ、そろそろ中干しだからと水の供給を切って、穂肥えを与える準備をするようにとのこと。毎年聞いていることだが毎年耳新しく聞こえてくる。まだ山田の管理が十分でなくまだまだ成長不足。これからは株数を数えていい時期を見つけたいと思っています。まだ稲の生理メカニズムが理解できていないので新鮮にきく話で、しっかり見つめていなかったので、不安である。まあ気にしないことにして、今年は稲の生長メカニズムを勉強したいです。
普及委員さんから電話で農家の勉強会に来ないかとのお誘い。もちろん参加します。農家の現役働き手も高齢化になりあせっておられるようです。まだただ走り回っているだけの就農5年生ですが、学びの機会には積極的に出てみようと思う。近所でも最近やる気のある方もわかってきたし、誘って地域活性の一助になれたらいいですね。
田をまた回ってかきまわしてやろう。
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穏やかなモーニング

2008-06-10 10:18:07 | Weblog
トラック一杯の野菜を搬入後、朝食がまだであったので、駅前のホテルカフェーで朝ご飯。3回目の利用で、なんとなくくつろげる空間。今日はボサノバの音楽が流れていた。イパネマの娘である。この曲は40年ほど前、アメリカのフィラデルフィアの夏、アポロが月に着面した頃、聞いていたもので、その頃なんとなく珍しく聞いていた。黒人のアフロヘアーの若い女の子が良く歌っていた。新鮮に聞いていた。今でもこの曲が日本でよく流れているのが興味深い。ノスタルジックな気持ちになる。青春時代の歌。60年の時間を過ごしていると、いつも何かの音楽が人生の折々に響いていて楽しい。でもこの還暦の年にどんな音楽が響いているのだろうか。今は野山の鳥の声かしら。
さあこれからまた草刈。これからは毎日これがルーティーン。刈った後は本当に気持ちがいいです。月に一回の割りで草はたくましく成長する。
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忙中閑あり

2008-06-09 22:01:16 | Weblog
今夜地域史の公開講座に行ってきた。満員で、何とか座れて久しぶりの古代史のおお話。古代ロマンが広がるもので、田畑では得られない話で、また古事記などを読まなければピンと来ない、脳を揺り動かすものでした。長い資料をゆっくり読みましょう。
たまに、こんな具合に外に出て行かないと、田畑とテレビ、犬、ラジオだけでは情けない。生活にメリハリが出来て、また単純な野菜の出荷準備も苦にならない。今夜はたくさんあるぞ。紫蘇、ほうれんそう、にんじん、トマト、レタス、ニラそれにキャベツ、エンドウ。きれいに袋詰めするプロセスは楽しいけれど、時間がかかる。夜遅くするのは怖いが、犬が近くにいるので、なんとなく心強い。
蛍がちらほら、玄関先で飛んでいる。
さあ、ラジオを聴きながら夜の仕事をしましょ。
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カラスはやっぱり賢い

2008-06-09 14:28:47 | Weblog
母はカラスの攻撃からトマトを守るため白いスカートみたいに囲って安心の呈であったが、翌日しっかりからすは不足していたスカートから入って食べていたそう。青いトマトがなっているだけだからと安心して囲わなかった箇所からしっかり入った。田舎のカラスはなかなかのグルメ。都会のカラスはごみあさり。もうすぐ自慢のミミズいっぱいのアスパラ畑をあさってくれるだろういのしし、去年はハロウィンパンプキンを殆ど食べて頂いた。よそでは、サルが並んで静に、にんにくやたまねぎ、エンドウを食べていたそう。そちらで満腹になってまたこちらへ移動してきたのであろう。畑ではこんな人間対動物の争い。でも田んぼは今のところ穏やか。
田の横の溝にめだかがすいすい。おたまじゃくしがぴしゃぴしゃ。生ぬるい田の水。順調に分けつを始めた稲。でも近所の方は山の床屋さんが出て、稲を刈ったとのこと。ヌートリアの仕業だとおもう。昨年私のほうれん草や花芽をきれいに散髪してもらったので、農事組合長に対策をとるようお願いしたが、殆ど無視状態。その間に数は増えているよう。早く手を打っていれば、少しは。。。と思った。
田舎の人は行政に依頼したり、要請するのが苦手らしい。なぜ?うるさく言っているのは私くらいかしら。洗剤の問題もこだわっている。少しずつ、言い続けようとおもう。
兼業農家が殆どの中山間地域は意識が少し低いように思われる。私も段々そんな人間になって来るようで嫌である。常にベターを目指したい。

今朝、初めてハーブのカモミールのりんごの香りのする花を摘み、アスパラの草引き、それからニラの収穫。これが午前の仕事。午後は本当に久しぶりに台所のピカピカ掃除。すっきり。やっぱり雨がふり、雷がなった。
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