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16日の散歩 (高桐院再訪)

2011-02-16 16:04:07 | Weblog
 今月の4日にも大徳寺高桐院へ行きました。
その日も好天で竹林から漏れる光が方丈の縁や緋毛氈、座敷の畳にまで伸びていい雰囲気でした。
その時使ったカメラがSONY。一度PENTAXでも撮って見たいと思っていました。
あれからこっち中々すっきり晴れてくれず、すっきり晴れても野暮用があったりで行っていなかったのですが、
きょうはスッキリ晴れたので出かけて来ました。
あまり日にちがずれると太陽の位置が高くなるのでもっと早く行きたかったのですが、たった12日の事ですが
もう光は部屋の畳には届いていなくて、縁の端がわずかに余る位置まで後退 (高くなって) していました。

ま、これがギリギリ許せる範囲でしょうか。今度畳に光がはいるまで待ったら秋になります。
この時期はおそらく人でいっぱい。ゆっくり庭を見て写真を撮るなど無理な事だと思われます。
その時期を外すと言わずもがな、紅葉が済んだ時期=冬至ごろでしょうか。
屁理屈はさておき。やっぱりここは良いですね。

で、写真の一枚目


高桐院の一番表の門。(一番玄関です。)
山内を歩いていても表通りからは見えません。
この塔頭はともかく庫裡へたどり着くまで4度も曲がり、門がもう一つあります。

二枚目は方丈の東側の縁から見た庭園。



三枚目は庭園の東側から方丈と庭園を同時に見た所。


ご覧の様に一面苔があり、方丈の中央の真正面に燈籠があるだけの庭です。
他に古木が何本か。
苔の向こうが帯状に竹藪で、幅は多分4~5mくらい。この竹藪がこの庭を別世界にしています。
この何もない庭がなんとも言えず気に入っています。
古木も冬枯れてしまっていますので余計に何もない状態になっています。
秋に紅葉がきれいな時期がこの塔頭が一番賑わう時ですが、今の冬枯れで誰もいない季節がひどく気に入って
しまいました。


次が燈籠をほぼ正面から


方丈の中、本堂から撮っています。

次も同じ位置から縦位置で撮影。


この辺りから見るのがこの庭を見るのに正しい場所かもしれません。
緋毛氈がこの日当たり具合をが面白くしている様です。

最後に緋毛氈に頼らない庭を一枚。


竹藪と燈籠と冬枯れの古木と。


16日の散歩 高桐院再訪でした。

カメラ  PENTAX K10D
レンズ TAMRON zoom 17-50 F2.8

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コメント
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