
きょう降りそで降らない天気になっています。結局は予報通り雨は降りませんでした。
曇りがちの日の散歩は京都御苑の拾翠亭 ( しゅうすいてい ) へ行って来ました。
途中で相国寺へも入りましたが、カラスウリの実がまだ見られなかったので、きょうの写真は拾翠亭からになっています。
拾翠亭は九条家址に残っている建物で、江戸後期に建てられた貴族の茶室です。
屋根の修理などをやっていて公開休止中でしたが、今年に入って再開しています。
ので、サルスベリがきれいなこの時期まで待って覗いてきました。

大きな池があり、橋 ( 高倉橋 ) が架かっているので、その橋の上から見た拾翠亭。東側から見ています。
玄関は開いているのか閉まっているのかよく分らない?

正面の門扉が開いていれば公開中。現在は木金土と祭日、及び葵祭り、時代祭り、の日が公開日。
余談ですが、以前は一人ワンコイン百円で見学出来ました。修理などをやっていたので、多少の値上がりは見越していましたが、予想していた二百円ではなく、三百円になっていました。
ちなみにですが、私がうろついている間、覗きに来た人は無く貸し切り状態でした。
中へ入り、一階十畳の間の縁先から見た池。

軒に吊るされた簾は、以前は黒く煤けていましたが、修理時に新調されていて、枯れ竹色になっています。
ここのサルスベリが満開だと良かったのですが、少し遅かった様です。
同じく十畳の間から北を見ると、手水鉢や船留の石の向こうには東屋も見えています。

写真左に少し開けてある蔀戸は茶室の窓?

狭い茶室の中はこんな感じです。
十畳の間も茶室の様なので、大小の茶室がある様です。
二階へ上がって池を見ると、こんな感じ。

サルスベリを上から見る格好になり、花が少ない時期はここからの方が眺めが良い。

東側と北側を同時に見るとこんな感じで、北側にあるサルスベリは満開です。
建物を出て庭へ廻り、池の端から見た拾翠亭。

もう随分前にこの池で30㎝以上は有りそうな鼈を見た事があります。
他にもたくさんのミドリガメをよく見ましたが、きょうは一匹の亀も見かけませんでした。駆除されたのかな? 鼈はともかくミドリガメは、何処かの阿保が飼い切れずにこの九條池へ捨てた証しですね。迷惑な話です。 以前はアオサギやトンボを見る事も多かったですが、きょうはトンボを一匹見かけただけでした。
拾翠亭を出て、地下鉄に乗るべしで丸太町通りへ歩くと、遮水板が目につきました。


上の黒く見えているのは土嚢。走っている車が見える所が丸太町通り。
外へ出て遮水板を見て見ると、地面からポールが立ち上がり遮水板を差し込める構造になっています。
先日、京都でも時間雨量80㎜なんてのが降った時、丸太町通りはこの辺りで冠水していましたので、その時から遮水板を設置したままになっているのかな?
ここの出入り口は歩道整備も含めて工事をやっていましたが、他の出入り口は以前のままなので、遮水板があるのはここだけだろうと思います? どうでも良い事ですが、ちょっと面白かったので撮ってきました。
以上、26日の散歩は京都御苑拾翠亭のサルスベリでした。

光復香港、フリーチベット、東トルキスタン、南モンゴル
カメラ Panasonic LUMIX DMC-GX8
レンズ LEICA VARIO-ELMARIT 12-60㎜ F2.8-F4.0
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