栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

栃木の地震被害

2011-03-14 20:46:47 | Weblog
福島原発の件もあり、できるだけ家から出ないようにと思っているのだが

全く出ないわけにもいかず

朝は茂木まで

昼頃には益子まで行ってきた。

改めて今回の地震のすごさを目撃してきた。

瓦屋根はほとんどの家屋で被害をうけて、シートがかかっていた。

石塀は大半が崩れ落ち

墓石は倒れ

道路は亀裂が入ったり、波打ったりしている。

ガラスが割れたり、壁が落ちたりしているところもあった。

いまだに水が出ないところもあるという。

行く先々で破壊された街並みを見て

つらくて、写真を撮る気にもならなかった。

岩手・宮城・福島・茨城のニュースが注目されているが

栃木もすごいことになっている。

我が家でも風呂場のタイルが落ちたり、壁に亀裂がはいったり

ベランダの手すりが傾いたりしているが

まだ軽いほうかもしれない。

スーパーマーケットでは入場制限があって

商品も品薄になっていると妻が言っていた。

益子の登り窯は相当数つぶれたと伝わってきた。

我が家のガス窯はちょうど素焼きを出した後で

カラだったのだが、扉を閉めてロックをしていなかった状態で

揺れが来て

扉が開いて、振り回されたのでレンガを固定するステンレスのボルトがはずれ

レンガがはずれる寸前で止まっている。

台車式のガス窯で

台車を出した状態だった人は

レールが曲がってしまったらしい。

しかしこれらの事は人間が無事でさえあれば

そのうち復旧できるものだと思うけれど

原発の事故はおそろしい。

見えないだけになお恐ろしい。