どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

意外に面白かった二本

2007年05月14日 13時19分37秒 | 映画
昨日ですが、WOWOWで録った"日本沈没"と"ニーベルングの指環"を鑑賞。

"日本沈没"は勿論2006年版。ま~ったく期待しないで観たためか、意外と面白かったかと(^_^; 演出的にエヴァっぽさが濃厚で、「この地方に被害はない」のテロップには爆笑しました。画角なんかもねぇ…。観測船や自衛隊マシンもふんだんに出して、樋口氏も幸せなヒトトキを過ごせたんじゃないですかね。富野氏や庵野氏もそれぞれ味のあるカメオで笑えましたしねぇ(^_^) 主役の二人は…う~ん何も申しますまい(^_^; 草なぎクンのワープも話題になりましたが、映画のご都合主義としては、まぁアリかと。移動時の表現を端折っていたのが悪かったのかも。フラフラ歩き回ってアチコチに出没していたのが不思議なんですね。ちょこっとで良いから繋ぎに乗り物にでも乗ってる描写を入れればと思うんですが。

特撮はバリバリのCG&CG合成のオンパレード。しかも尺が短いので、ちょっと食い足りないかなと思いました。まぁこの辺りはどうしても操演主体の重みある前作と比較してしまうポイントですが、時代の趨勢として仕方ないことかもしれません。

フルHDでの鑑賞でしたので、美しい画質で楽しめましたね(^_^)

もう一本の"ニーベルングの指環"。これはナカナカの掘り出しモノかなと。有名なジークフリートの伝説を現代的解釈を入れて映像化。テレビ映画みたいですが、特撮なんかも頑張っていますね。有名なタイトルなんだけれども、なんとな~く表面的に知っているだけなので、とても勉強になりました。「指輪物語」など昨今のファンタジーものの原点みたいですね。"エクスカリバー"という円卓の騎士をテーマにした映画がありましたが、同じような雰囲気があります。主役はジークフリートなんだけれども、それより格好良かったのはアイスランドの女王ブリュンヒルデ。勇ましい戦う女王の姿は、主役を食ってました(*^o^*) 保存版的価値ある作品です。