どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

パプリカ鑑賞

2007年05月23日 18時13分16秒 | DVD・Blu-ray
まずはアニメからって事で。

描き込みが爆発的に凄い作品なので、ハイビジョンには打って付けですね(^_^; 今敏氏も携わった昔の作品"老人Z"のクライマックスシーンを彷彿とさせる情報量過多なガラクタパレードは圧巻です。個人的にはラストのメタモルフォーゼが良かったなぁと。人間の描写は流石ですねぇ…。ライブアクション並みの動きには毎回溜息漏らしながら観てしまいます。CGも程よく使い、手描きで表現すべきところはキチンとやっている感があるので、手抜きしている感じもしません。

夢と現実を行き来するので、全体ストーリーとしてはちょっと把握しきれてないです(^_^; 原作未見なので読んで整理付けたいなと。前半のスピード感が、後半になるとちょっともたついた感じがありました。

それにしても"千年女優"や"妄想代理人"でも発揮したカット割り、上手いなぁ…。これは今敏氏の個性というか、天性のモノですね(^_^)

内容とは別に、ちょっと気になったのは、画面サイズ。表示エリアが、フレームより一回り小さく映ります。これってBDの特性なんでしょうか?