どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

坂井泉水さん夭折…

2007年05月28日 17時40分00秒 | その他
ナントカ還元水で醜態を晒した挙げ句、自らの命を絶ったどこぞの政治家のニュースに呆れかえっていたら、比較にならないほど(書き並べるのが申し訳ないくらい)の悲しいニュースを目にしてしまいました…。

ZARDの坂井泉水さん…昨日永眠なさったそうです。享年40歳なのだとか…思いもしない訃報、ショックですし、動揺してます。昨年から癌との闘いをされ、快方に向かっていた矢先の事故で…。人生というか運命というか…なんと残酷なんでしょうか。

特に熱心なファンではありませんが、苦しい時、悲しい時、彼女の切ない歌声に随分と癒され励まされ、時には叱咤された気もします。その歌声、詩には、切なく優しいだけではない、ザラッとした感触、ささくれた様な痛みさえ、感じる力を感じました。今でもiPodに沢山の曲が入ってますし。まだまだこれからも活躍し、もっとあの歌声を聴きたかった…。

ご冥福をお祈りします。合掌。

007/カジノロワイヤル鑑賞

2007年05月28日 13時50分28秒 | DVD・Blu-ray
洋画を観て、久々に面白い!と思えた作品です。映画館で観ていればもっと良かったなぁと。ちょっとネタバレもありますので、未見の方はご注意を(^_^;

特に始まりの20~30分の追跡アクションは見応えあり。これだけでも観る価値あるのかもしれません。パルクールとかフリーランニングとか言う、一種のストリートスポーツ(?)らしいのですが、建物の構造・特徴を活かし、忍者やスパイダーマンさながらにピョンピョン跳び上がり、飛び下りて、梁や壁をスルスルと上り下りする様は圧巻ですねぇ…。後でメイキング見たら、ほぼ特撮なしで演ってるとの事でビックリしました(^_^;

続いて、空港での爆弾テロ追跡もなかなか…。トラックなどの大型車両を使ったダイナミックなカーチェイスが楽しめます。

その後はタイトル通りの本題へと繋がって行くワケですが、一転して落ち着いた大人な(?)サスペンスが展開。なんだか違う話を2つ3つ連続して観たって感じで、これも満足感に繋がっているのかもしれません。

007シリーズは初代S.コネリーの時代は好きで、割と観ているのですが、P.プロズナンなど近年になるほどほとんど未見。独特の型とかケレンもあり、007自体にキャラとしての魅力を感じられなくなったんですよね。まぁ冷戦時代もとっくの昔、スパイの存在意義も感じないし、やってる事が始めからパロディっぽいし、マンガ的荒唐無稽さに食傷していたということで…(Mも随分前から女性になってたってことも知らなかった(^_^;)。

でも今回のボンドはガラリとイメチェン。始めは私もD.クレイグに違和感を憶え、「え…?これがボンド?なんか地味だし、らしくないなぁ…」と思ってたんです。ところがコレが逆に良かった。妙なケレンも無い彼は、ハードボイルドの原点を思わせ、"24"のジャック・バウアーさながらの特殊工作員として描かれ、旧来のスパイ像を一蹴してくれました。

私的には久々の大当たりでしたね(^_^; すっかりやられました。

画質ですが、Blu-rayですので、基準以上のレベルは満たしているんじゃないでしょうか?オープニングの影絵調アニメでまずは実感できます。バハマなどの海の美しさ、ヨーロッパの街並みや山間の景色などで、解像度の高い風景も満喫できました。メイキングやボンドガール特集(時の流れは残酷だ…と実感できます(^_^;)といった映像特典も割と充実していて見応えもあり、値段なりの価値はあったと思います。

いや~面白かった~(*^o^*)