小学生高学年で"宇宙戦艦ヤマト"に出会い、高校生で"未来少年コナン"と"機動戦士ガンダム"と出会い、30代前半で"新世紀エヴァンゲリオン"に出会いました。
"ヤマト"は、重いテーマ性と企画・設定の凄さを、"コナン"はアニメ本来の技巧と面白さを、"ガンダム"は、キャラ設定やデザイン、そして戦争をバックグラウンドにした重厚なドラマ性を、"エヴァンゲリオン"は、謎解きの面白さと、世界観、そしてアニメの可能性を…、その時々、私に新鮮な刺激と衝撃を与えてくれ、人生にさえ影響を及ぼしました。
今あらためて、アニメの素晴らしさを感じていますが、同時に"エヴァンゲリオン"以降の十数年、それらを越える作品がないのが気になります。その間にもジャパニメーションだとか、世界に通ずるコンテンツだとか、声高に言われるようになったのにもかかわらずです。
もちろん近作にも、面白いなと思える佳作はいくつかありましたが、衝撃を感じるほどではありません。私自身40をとっくに越え、感性も鈍くなっていることもあるんでしょうが、世の中的に話題になる作品もないのも事実ではないかと思います。もはや新しいモノが現れることを期待できず、過去の名作を掘り起こすことばかり熱心になっている自分もあって、なんだか情けないなぁと感じたりしてます。
日本独特の業界体質にも問題があり、有能な人材が他へと流出してしまっているのも原因の一つかなと考えてしまいますし、この間にはゲームが高機能をバックグラウンドにして、拮抗するほどに発展してきた事も充分に考えられます。
今回"ヱヴァンゲリヲン新劇場版"を観て、あらためて語りたくなるアニメの存在を認識させられました。過去のエポックメーキング的な作品も、逆境や制約の中から生まれたワケですし、そろそろ新たな世代の下に作られた、革新的な作品を渇望しています。
"ヤマト"は、重いテーマ性と企画・設定の凄さを、"コナン"はアニメ本来の技巧と面白さを、"ガンダム"は、キャラ設定やデザイン、そして戦争をバックグラウンドにした重厚なドラマ性を、"エヴァンゲリオン"は、謎解きの面白さと、世界観、そしてアニメの可能性を…、その時々、私に新鮮な刺激と衝撃を与えてくれ、人生にさえ影響を及ぼしました。
今あらためて、アニメの素晴らしさを感じていますが、同時に"エヴァンゲリオン"以降の十数年、それらを越える作品がないのが気になります。その間にもジャパニメーションだとか、世界に通ずるコンテンツだとか、声高に言われるようになったのにもかかわらずです。
もちろん近作にも、面白いなと思える佳作はいくつかありましたが、衝撃を感じるほどではありません。私自身40をとっくに越え、感性も鈍くなっていることもあるんでしょうが、世の中的に話題になる作品もないのも事実ではないかと思います。もはや新しいモノが現れることを期待できず、過去の名作を掘り起こすことばかり熱心になっている自分もあって、なんだか情けないなぁと感じたりしてます。
日本独特の業界体質にも問題があり、有能な人材が他へと流出してしまっているのも原因の一つかなと考えてしまいますし、この間にはゲームが高機能をバックグラウンドにして、拮抗するほどに発展してきた事も充分に考えられます。
今回"ヱヴァンゲリヲン新劇場版"を観て、あらためて語りたくなるアニメの存在を認識させられました。過去のエポックメーキング的な作品も、逆境や制約の中から生まれたワケですし、そろそろ新たな世代の下に作られた、革新的な作品を渇望しています。