どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

自分と同年代にとっての"まんが道"

2010年02月21日 17時31分28秒 | 
"アオイホノオ 1 23"、最近知って、一気に読んでしまいました。すごく面白かった~(*^o^*)


作者自身をデフォルメ化した焔燃(ほのお・もゆる)が主人公で、1980年の大作家芸大(大阪を"大作家"としてしまうネーミングセンスがいやはやなんとも…(^_^ゞ)を舞台に、漫画家を目指し無駄にアツイ情熱をほとばしらせる青春物語です(笑)

その当時に感化・影響された漫画やアニメの描写が実にイイ!私自身も全く同じ視点で見ていたので、いちいちグッとくるんですよね。宮崎駿や金田伊功の描写が出てくると激しく反応してしまいます(^_^;

それにしても同時期の大阪芸大、すごい人たちが隣り合わせにしていたんですなぁ…。庵野秀明のキャラが笑えますけど、実際あんな風に見えていたんでしょうね。オタクとしての行動描写も笑えますけど、実力がすごい。1巻で授業の課題でパラパラアニメを制作するシーンがありますけど、庵野氏みたいの見せつけられたら凹みますわな(^_^; まぁ私にもそんな思い出ありますけど…。

虚実皮膜と言いますか…、そんな紙一重の狂気を描いた作品として秀逸だと思います。続刊楽しみです(^_^)/