どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

アリス・イン・ワンダーランド、鑑賞

2010年04月18日 18時20分33秒 | 映画
今流行りの劇場での3D立体視版で。

どちらかと言えば、原作本に子供の時から馴染み大好きなお話しだというカミサンにお付き合いした感じでもあり、そんなカミサンにとっては小ネタ満載な本作はそれなりに楽しめたようです。面白いかどうかは原作をどれだけ知っているかってことかもしれませんねぇ。私はディズニーのアニメ版を観た程度で、それも大雑把な印象しか残ってないので、どこが面白いのかイマイチよくわかりませんでした(^_^; それでもラストの女性自立モノみたいな持って行き方は、あまりにアメリカ的でちょっと無理がありすぎな展開かなぁ…と。

まぁ内容はともあれ…(^_^;、今回3D立体映画ってヤツを初めて観たワケですが、酷いストレスを感じ、作品を楽しむどころではありませんでした(´Д`;) 立体映画にも4種類ほどの方式があるそうですが、観に行った映画館で採用しているのは"XpandD"という方式です。この方式、Wikipediaで見ると「液晶シャッター方式。通常のホワイトスクリーンで上映可能なため導入コストが小さく、日本国内で最も普及が進んでいる方式だが、眼鏡が重く光量も不足しがちである。」…うっ!まさにその通り(^_^; 専用メガネが重くて、さらに自分のメガネの上にさらに重ねてかけるので、ググッとのしかかってきて、しょっちゅうズレてくるし、鼻に圧力がかかって痛くなってくるし、不快で仕方ありませんでした(T^T) オマケに全体的に暗くなるので、鮮明感が落ちるので、絵面も良くない感じになるし…。

さらにこの作品、製作当初は3Dにする予定はなかったんじゃないですかねぇ?なんだかクオリティ的にバラツキがあった気がします。人物などの各オブジェクトが板のようにペラな感じがするとガッカリするんですよね。それに奥行き方向ばかりで、手前に来ている感が薄かったですしね。エンディングロールの最初の方で、額縁のようなデザインで、キノコや草花が画面をグルッと囲んでゆっくりと成長していくアニメを表示していたのですが、これが一番クオリティが高い感じがしました。やはり最後の方でジックリと作ったからなんでしょうね。

次に3Dで観たくなるような作品があった場合、ここではイヤですねぇ(^_^; ベストなのはIMAX方式ですが、この近辺だと菖蒲か川崎あたり…。どっちも遠い(;o;)