どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

恐ろしい事になっている欧米のゲーム業界

2010年12月14日 15時51分33秒 | TV
NHKスペシャル「世界ゲーム革命」を見たんですが、食うか食われるかみたいな凄いことになってます(^_^;

まぁテレビですからねぇ…眉にツバして見る必要がありますが…。

かつて"洋ゲー"と言われ、大味な内容とグラフィックの代名詞だったワケなんですが、近年のゲームタイトル、めきめきとクオリティを上げて、ハリウッド映画みたいだなぁとは感じてます。現に映画関係者がかなり業界に流れ込んできていて、彼らの力量がゲームに反映されているんですよねぇ。ホンモノの軍人までもがアドバイザーになっていたり…。

印象的だったのが、カナダのエンザイム社。ゲームメーカーから内容チェックを依頼され、改良点をフィードバックするのを専業としている会社ですが、その内容が凄まじい!完全にゲーム脳状態の人間を使い、カンヅメにして一日中ゲームさせている。常に表情を監視し、時には脳波まで測定する。それを喜々として受け入れるスタッフ。会社への行き帰りは一輪車で携帯ゲームから目を離さず、家に帰っても、まだゲームやってる始末。目の下にクマ作っても本人は幸せそう(笑) 完全に逝ってますなぁ…。

それに対して我が国の対応は…。クールジャパン室って、オイ(^_^; 20億の予算って額も微妙ですが、いったい何に使っているんだかねぇ…。

仲村トオルの重々しく陰鬱なナレーションと相まって、なんだか気が重くなってしまいました(´Д`;)

21日(火)深夜に再放送があるそうです。見逃した人はどうぞ。