どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

だめだこりゃ?な朝生

2012年07月28日 15時49分18秒 | TV
今月の朝生のテーマは「激論!護憲・改憲・新憲法」でした。何十年も昔から延々ダラダラ続いてきた護憲・改憲オンリーならば興味を持てませんでしたが、今回は東浩紀氏らが提唱する全く新しい概念の"憲法2.0"を俎上に載せるということでしたので、楽しみにしてました。

東氏が主宰するゲンロン社が事前に"「朝まで生テレビ!」をみんなで見よう!"と呼びかけ、放送時間帯にオフィスを開放するとのことだったので、ちょっと覗いてみようと思い立ち、出席してみました。

もちろん深夜になるので、電車も終電時間帯を利用、帰りは始発まで帰れないという状態(^_^;

行ってみたならば、私のようなオジサンはいなくて、20代くらいの若い人たちが10人程度集まっていて、なんとなく場違い感もあり、気恥ずかしかったです(´Д`;)

一瞬そのまま帰ろうかな?という気分になってしまいましたが、時間的に退路が断たれてますし、ええい!ままよ!という心境で突入(苦笑)

特に自己紹介するでもなく話し合うでもなく、誰がゲンロンの人で、誰が来場者なのかの区別もつかないまま、文字通り"みんなで見よう"でしたけど、番組を見ながら、時折漏れ出る声がなんとなくニコ生的で、それはそれで面白かったし、出席した意味はあったかなと思います(^_^)

で?、番組の内容ですが?、ヒドイの一言でしたね。

冒頭で東氏に憲法2.0(ゲンロン草案)について説明する時間をチョコッとだけ与えてましたが、あとは化石みたいな旧来然とした護憲・改憲それぞれの論者が、これも昔から繰り返している自己主張をダラダラ喋っているだけ。。。いつの間にやら東氏は蚊帳の外、端からバカバカしい、黙れ、何も知らないシロウトが何をほざくかと言わんばかり(><)

インターネット時代の感覚で展望した憲法の提案、そりゃあまりにぶっ飛んでいてSFチックで非現実的な面もあるけど、もう少し若い世代に耳を傾けてもいいんじゃないですかね?ハッキリ言って、護憲だ改憲だと言っている人たちの感覚は古臭く、テーマから予想されましたが番組時間の大半を天皇と9条の問題で占めてしまい、肝心の2.0的なテーゼは何も伝えることはできませんでしたね。

一時、ツイッターを導入してとかなんとか言っていたと思いましたけど、こんなテーマだからこそ積極的に番組に採り入れるべきじゃないの?と思いましたけど、全く触れてもいませんでしたね。なにを恐れているんだか。。。

「バカヤロー!」と叫ぶ大島渚氏が面白いなぁと、朝生を開始の頃から見続けてきましたけど、今回ほどこの番組が古臭く感じたことはありませんでした。もうそろそろこの層が論じる時代は終わりなのかもしれないし、この番組、ひいてはテレビというメディア自体もう限界なんでしょうね。。。

考えて見ると?私の世代(現状での50歳前後)はバブル世代だし、一番ノンポリ的に生きてきた感があります。学生運動も過去の話だったし。

デフレが伴う長い不況と閉塞感に満ちた時代に生きる20~30代の方がよっぽどシッカリしているのかもしれないなぁと。

良い方向に行くか、悪い方向に行くかはわかりませんが、これからはこの若い層を討論の場の中心に据えていくべきじゃないかと思わされましたね。

とにかく、今回はなにをテーマとすべきだったのかを完全ウヤムヤに強制的にボカされた感じがして、ムシャクシャさせられました(><)

帰りに朝マック!超久しぶりなエッグマフィン(*^o^*)