どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

湯浅学『アナログ穴太郎音盤記』の刊行記念トーク・イベント

2016年06月03日 21時00分00秒 | 音楽
と言う事で、昨日、吉祥寺はQUATTRO LABOというオシャレなカフェに行ってまいりました(^_^)

会場は18時半ということで、その1~2分前に現着。行列なんてことはなかったけど、お店の前には待ってる人がチラホラと。


3番目くらいに入って、参加費+ドリンク代の計2000円を支払い、店内へ。

お店の入口、向かって右側がカウンター、左側がテーブル席。自由席なので、どこでも選び放題(^_^)

湯浅さんの座るテーブル席(一番窓側)に一番近く、さらに大きく鎮座するスピーカーのド真ん前が良かろうと、カウンター席の端に決めました。

席からの眺めはこんなです!

なかなかのベストポジション(^_^)

イベントは19時チョイ過ぎに始まり、21時15分ころまで、タップリと湯浅さんのお喋りとチョイスされたLPレコードを楽しみました。

湯浅さんって年格好ともに近田春夫さんに雰囲気が似ていて、ちょっと惚けた感じの話しっぷり(滑りがちなジョーク含め(^_^;)が面白かったです。

特にマニアックな堅い雰囲気もなく、終始なごやか~なムードと進行で、とてもリラックスできました(^_^)

さて、本命のお店のシステム(マッキントッシュのアンプが...Appleのじゃないよ(^_^;)がどんな音を響かせてくれたかですが...。

アナログ主体、あるいはその時代の楽曲がシステム的に絶妙でしたねぇ。

一発目のニール・ヤング...このインパクトがヤバかったですわ(*´д`*)

ブリブリブンブンとエフェクターたっぷりのエレキギターの弦が空気を振動させて耳に到達するって感覚がもう!(´д`)

あとは世代的にポール・マッカートニー「RAM」がホント良かった...モノラル仕様らしいんですが、野太さが倍増されてポールが迫ってくるような感覚でした。

耳馴染みのある楽曲だけに、システムの違いを如実に感じることも出来て、うれしい体感に(*^m^*)

さて、いよいよ終盤にさしかかってPerfumeの登場です(^_^)

「リクエストされた方がお二人いまして...」と、「LEVEL3」アナログ盤(クリアー)を手にして、プレイヤーにかける動作が妙にドキドキしてしまいましたね(^_^;

「この店でPerfumeは初めてです」と湯浅さん...まぁそうでしょうねぇ(笑)

かかった曲は「1mm」。シブい雰囲気の店内に響くPerfume...なんかコソバユイ><

で...聴いた感想ですが...一言で言えば、食べ合わせの悪さって感じ(´Д`;)

湯浅さんの本でも触れているとおり、音域的に高音・低音が弱く、中音に集まってる感じは確かにあったけど、著書にある「中域にいろいろつまっていて、それがあれこれころがり出てくる」のが感じられないんです。カタマリになっていて、ころがってこないというか...。

まぁ仕方ないんですよね、曲によってシステムのチューニングを変えていくなんてできないですし。

やはり完全デジタルで制作されたテクノ・エレクトロ系は、アナログ主体のシステムにかけるってのは難しいんだろうなぁと思いましたね。

でも大きな音で鳴り響くPerfumeは、くすぐったくも、嬉しくて仕方なかったですね、心弾ませて聴いてました(*^o^*)

帰りに湯浅さんに著書へサインしていただきました(^_^)

刻んで自炊しようかなぁとも思ってましたが、これで目出度く一点物の保存版に\(^o^)/