どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

日本のいちばん長い日、4Kデジタルリマスター版の鑑賞

2019年07月06日 21時55分00秒 | 映画
午前十時の映画祭10ラインナップの一本です。

場所は立川シネマシティ・fスタジオにて。

TV放映やビデオ・DVDで数え切れないほど鑑賞してきましたが、映画館のスクリーンにおいては初鑑賞。

客入りは3分の1埋まるかどうかくらい、大半が中高年層で男性という感じ。

いや〜素晴らしかったです!4Kデジタルリマスターの威力もハンパ無く、三船さんなど登場人物の顔また顔に浮き出て流れる汗も数えられるほど鮮明で(*^o^*)

画面いっぱいにドスンとアップに映し出される顔面の迫力...やはり映画館のスクリーンで観てこそだなぁと改めて感じ入った次第です(^_^;

黒沢年雄さん演じる畑中少佐...終始目ン玉をヒン向き、泣き、そして叫ぶ姿は...ゴジラそのものでした。

「シン・ゴジラ」は本作のオマージュと言われていますが、実感しましたね。

ガナリ立て、暴走する畑中少佐はゴジラだったんだ...ホントに大声で叫く口から熱線が吹き出されるんじゃないかと思いながら見ちゃいましたよ(^_^;

これまでは阿南陸相を演じる三船さんのイメージが強く、畑中は小物っぽく見えていたのですが、今回の鑑賞で吼える畑中少佐のイメージが先に立つ印象となりました。

3時間近い作品で、中途からトイレに行きたくなる感じだったけど(^_^;、なんとか席を立たず...でもテンポの良さと画面から響いてくる圧倒的な絵の力は、凄味...この一言に尽きます。

リメイクも作られ、私も両方観ましたけれど、橋本忍さんの脚本、そして岡本喜八さんの演出力は比較にならないほど強い!

技術云々ではなく、出演陣含めて今の世代には出せない本物のオーラ...というかエネルギーがビンビンきた次第です。

午後は今話題の新作、社会派ドラマ作品を鑑賞です(^_^)