コラムを読んでいたら、思わぬ形で触れていた。
シンガポールに映画作品を撮るために赴き、敗戦後に現地で抑留された時のエピソードです。
ポピュリズムやエゴイズムが極まったような状態の中で起きたコロナ禍...どこか「神の見えざる手」にも感じてしまう。
地球を一つの生命体として見れば、人間なんて増殖しつつ食い荒らす病原菌や癌細胞みたいなもんで、そんな視点だとコロナみたいなウイルスは免疫抗体なのかなと思ってしまう。
まぁ...あまりスピリチュアルに考えたくはないけど、昨年までいわゆる「先進国」が繰り広げていた驕り高ぶりに対し、大きなブレーキの役割をしていることは確かかなと思わざるを得ない。
現実を度外視して、虚栄心の塊と化したオリンピック開催と、インバウンドとやらを期待した捕らぬ狸の皮算用...他者を踏み台にしても我先にと欲にまみれた果てに生じたコロナ禍...。
小津さんは戦後現場に復帰してからスタッフやキャストから「先生」と呼ばれるようになったのは、復員時のエピソードに由来すると、確かカメラマン・厚田雄春さんのインタビューで知りました。「センセイ」のニュアンスで蔑称や形骸ではなく、本当に周りから一目置かれ敬意を含めた「先生」だったようです。
究極の選択を迫られたとき、自分は小津さんのような行動がとれるだろうか...このエピソードに触れる度に自問自答します。
そして...冷や水をぶっかけられたような全人類(主に先進国)は、今後どう考えていくべきなのか...立ち止まって足元を見つめ直す時なのかもしれませんね。
シンガポールに映画作品を撮るために赴き、敗戦後に現地で抑留された時のエピソードです。
ポピュリズムやエゴイズムが極まったような状態の中で起きたコロナ禍...どこか「神の見えざる手」にも感じてしまう。
地球を一つの生命体として見れば、人間なんて増殖しつつ食い荒らす病原菌や癌細胞みたいなもんで、そんな視点だとコロナみたいなウイルスは免疫抗体なのかなと思ってしまう。
まぁ...あまりスピリチュアルに考えたくはないけど、昨年までいわゆる「先進国」が繰り広げていた驕り高ぶりに対し、大きなブレーキの役割をしていることは確かかなと思わざるを得ない。
現実を度外視して、虚栄心の塊と化したオリンピック開催と、インバウンドとやらを期待した捕らぬ狸の皮算用...他者を踏み台にしても我先にと欲にまみれた果てに生じたコロナ禍...。
小津さんは戦後現場に復帰してからスタッフやキャストから「先生」と呼ばれるようになったのは、復員時のエピソードに由来すると、確かカメラマン・厚田雄春さんのインタビューで知りました。「センセイ」のニュアンスで蔑称や形骸ではなく、本当に周りから一目置かれ敬意を含めた「先生」だったようです。
究極の選択を迫られたとき、自分は小津さんのような行動がとれるだろうか...このエピソードに触れる度に自問自答します。
そして...冷や水をぶっかけられたような全人類(主に先進国)は、今後どう考えていくべきなのか...立ち止まって足元を見つめ直す時なのかもしれませんね。