すでに8巻に。
昭和4年、張作霖爆殺事件について追求、事実を隠そうとする田中義一首相に苛立ち、辞任に追い込む天皇の姿が描かれています。
天皇が政治に首を突っ込むなどとんでもない!と周囲は騒然となり、田中首相は急死してしまう。
その行動と発言によって死を招いてしまったことで、以後は口を出さないとし、君臨すれども統治せずと...。
この感覚って、欧米人からすると不可解なんでしょうね。
現代の民主主義もそうなんだけど、ほんとうにこの国ってカタチだけなんだよなぁって感じます。
明治憲法において主権者たる天皇が何も決められない構造になっている。
戦後は国民主権になったけど、全く同じ。
取り巻く政治家と官僚、そして戦時中までの軍部が、主権者を都合いいように利用しているだけ。
なんだか今現在問題になっているオリンピック開催の是非、主権者の大半が反対の意思を示していても無視する状況と同じだなと感じてしまいます。
昭和4年、張作霖爆殺事件について追求、事実を隠そうとする田中義一首相に苛立ち、辞任に追い込む天皇の姿が描かれています。
天皇が政治に首を突っ込むなどとんでもない!と周囲は騒然となり、田中首相は急死してしまう。
その行動と発言によって死を招いてしまったことで、以後は口を出さないとし、君臨すれども統治せずと...。
この感覚って、欧米人からすると不可解なんでしょうね。
現代の民主主義もそうなんだけど、ほんとうにこの国ってカタチだけなんだよなぁって感じます。
明治憲法において主権者たる天皇が何も決められない構造になっている。
戦後は国民主権になったけど、全く同じ。
取り巻く政治家と官僚、そして戦時中までの軍部が、主権者を都合いいように利用しているだけ。
なんだか今現在問題になっているオリンピック開催の是非、主権者の大半が反対の意思を示していても無視する状況と同じだなと感じてしまいます。