どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

シン・仮面ライダー、鑑賞2回目

2023年03月31日 22時10分00秒 | 映画
一番近場のユナイテッドシネマ新座にて。

本日から3週目特典の色紙・第2弾が貰えるのは知っていたが...。

前週特典・第1弾のとセットで貰えた(*^o^*)

恐らく余っているからなんだな...と思うと、ちょっと複雑な気分になるが...。

ロビーカウンターにはサイクロン号を模したドリンクホルダーが...まぁバカ高いんで大量に残っている模様。

在庫処分で半額とかにならないかな(^_^;

客入りは平日ということでもあり、10人前後...30台の男性ばかり...濃ゆい面々。

今回は弟と...彼は初鑑賞。

作風とストーリーは理解した上で観たので、それなりに楽しめた。

う〜ん...これはもうバトルアクション作品として観てはいけないね。

カメラフィックスで切り取られた美しい風景と、各人物の会話シーンに独特の味わいを感じた。

意識してるのかどうか不明だが、対面しての会話シーン...人物のセリフごとにカットバックする編集を観てると、コレまるで小津作品じゃなかろうか?と思えてくるのだ。

抑揚を抑えた演技やセリフ回しも、棒読みを揶揄されているが嫌いじゃない...というか好きだなコレと感じたり...。

小津さんがもし仮面ライダーを撮ったら...こんな風か?と想像を膨らませると、とても面白いかった(^_^)

BGMにサシレシアやポルカを流したら、最高なのではと\(^o^)/

涙目でずっと顔ふるわせている本郷と、すっとぼけた一文字のコンビも旧来の格好良さはまるでない。

だが、それが新味に感じてくると、良いダシにもなっていく。

だが、それに対して後半のイチローはやはり面白みのないキャラで、観ていて退屈になるのは初回同様だった。

バトルアクション作品として所々に良い部分もあるのだが、閉塞感があってダイナミックさもカタルシスも感じない。

力強い肉弾戦と、映り込む背景への影響(破壊)が足りなさすぎるのだ。

例えばクモオーグ戦にしたって、あんなに強力なライダーキックをくらい、地上の建造物に叩きつけられれば、そうとうな規模でぶっ壊れるはずなのに、ちょっとしたヒビが出る程度だし...。

特撮にかける予算が限られて仕方なく...なのかもしれないけど、そういうのが醍醐味なんだけどなぁ...。

弟も困惑していて、感想をまとめきれていない様子だった。

まぁ私が盛んにアレコレ言ったので、なるほどねぇ...って感じになっていたが(^_^;

ということで、映画館で本作を観るのはコレがラストかなという感じだ。

「シン・ゴジラ」は17回、「シン・ウルトラマン」は5回、そして本作は2回...まぁ評価の度合いも回数に比例していると言って良いかなというところ。