公開から3週間以上経過、ネットを中心に展開する賛否両論も一巡、落ち着いてきた様相。
新聞に映画評論家・声優・政治学者それぞれのクロスレビュー。
中でも一番なるほどねぇ...と思わされたのは池澤春菜さんによるもの。
政界の描写に女性閣僚・政治家の姿が一人もいなかったこと。「シン・ゴジラ」においては辛うじてインパクトの強い女性防衛相が印象的だったが...そこから一歩後退の感は否めないなと。
女性(というより女子)描写は粗くて古くさいままだなと。話題にもなってる尻叩きは個人的にさほど気にならないが、浅見と船縁の会話がいかにも男目線の「女子トーク」然としていて、カリカチュア度が強くて安っぽく感じた。恋愛ものにしようという構想もあったらしいが、うまく表現できず「友情」へと路線変更したっぽい。
まぁ...正解だろうねェ(^_^;