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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

旅行の友

2009年09月04日 08時15分00秒 | Kanother旅日記
以前にも申し上げましたように、Kanotherはとってもふりかけが好き。どんくらい好きかって、ふりかけだけでメシ3杯は喰えるうえに、それを3食3日間でもいける自信アリってくらい好きです。てか、ふりかけをメシにかけた段階で、むしろオカズなしでふりかけ自体を楽しみたいって感じやね。

ところで、何にでも嚆矢ってぇもんが存在するのは改めて言うまでもないことですが、以前にもご紹介のように、ふりかけ界では熊本県の㈱フタバの製品「御飯の友」がそれに当たります。

大正初期には既に売られてたそうなんですが、実はそれにも負けないほどの歴史を持つふりかけが、我が広島にもあったんでした。その名も田中食品㈱の製品「旅行の友」。名前まで似てますねぇ。

この「旅行の友」、当時この田中食品が味噌・漬物・瓶・缶詰を納めていた陸・海軍より「持ち運びに便利な栄養価の高い保存食を・・・・・・」との依頼を受けて開発したってなお話しまでそっくり。要するに、当時の軍では同じ頃に各地で色んな食品会社に開発を打診してたってことなんでしょうね。



で、写真は先日の広島遠征時に購入してきた「旅行の友」。発売当時は旅行向けの食べ物があまりなく、白いご飯と梅干がせいぜいだったのを、旅人に少しでも美味しいご飯を、との謳い文句で発売されたんだそうな。これに併せて、先行商品「御飯の友」に倣う形で「旅行の友」ってな名前にしたんですかね。きっとそうなんでしょうな。

この田中食品、ふりかけの元祖の座は㈱フタバに譲っておりますが、昭和50年に日本で最初に一食用の小袋ふりかけを発売したということで名を残しているとのことです。

確かにKanother幼少時には、このイラストの小袋がお弁当箱の上によく乗ってたのを覚えてます。思えば当時から、ふりかけって好きだったなあ。弁当にはこの小袋ですが、Kanother家の食卓には「ロボコンふりかけ」てのもよく上ってました。ロボコンの頭のアンテナんとこを引っ張るとふりかけが出るようになってたんだよね。好きだったなあ。ビバ、ふりかけ。ふりかけの話し、そのうちまた出るかもです。