午後から上越出張のマネージャー木です。
ちょっと難しい話になります。NPO会計はまだ未整備の分野、所轄庁の指針に基づいて今まで経理処理・決算関係書類が作成されてきました。今までに無い形態がNPOです。民間の非営利団体に対する配慮が会計基準を少しあいまいにしてきたように感じます。
このたび、NPO関係者・計理士・所轄官庁(オブザーバー)・その他関係者が集まり、NPOにふさわしい民間主導の新たなる会計基準が策定されました。その勉強会の上越出張でした。
ここでもNPOが非営利である誤解に関しての説明がありました。収益を個人に分配しないこと、1千万でも、1億でもNPOのミッションに対して必要であれば蓄えても良いことなどです。
同席した同じ地域で活動するNPOの方ともお話したのですが、その辺のことを関係者にどんなに丁寧に説明しても理解してもらえないんだそうです。同感です。きっと私達のNPOに対する説明が足りないんだろうと思います。
でも、これもアメリカのようにNPO活動が社会の一部として機能する世の中であれば説明も要らないのでしょう。そんな世の中がジャパンスタイルで定着することを夢見ながら、NPOの黎明期をがんばることにしようと思います。