改めてeスポを確認したマネージャーの高木です。
一昨日の富山行きは、ぽかぽか陽気の小春日和。穏やかな日本海の海岸線や沿岸に釣り人・釣り船がゆったりと浮かんでいました。今日は一転、大荒れで北陸線の列車は強風のため軒並み運休のようです。
今回は日体協が文科省より受託した総合型地域スポーツクラブ育成推進事業「第2回北信越ブロッククラブミーティング2010」への出席でした。6日に設立準備クラブのミーティンク゛に続いて、すでに立ち上がったクラブ対象のものでした。
先回の富山での打合せの時にスポーツクラブのビジネスプランを提案させていただきました。今回はそのまま「クラブビジョンとビジネスプラン ~自立したクラブの新たな第1歩~ 」と題した開催でした。3つのクラブがそれぞれに事例発表を行いました。新潟県からは新発田市の「とらい夢」でした。
続いてビジネスプランを構成する7つのテーマに分かれてのグループディスカッションが行われ、私はスポンサーシップの助言者として参加してきました。それぞれに素晴らしい事例やアイディアをお持ちで既設のクラブの持つ実力をうかがわせるものでした。
最後に北信越ブロック地方企画班長 榎 敏弘氏 がまとめを行いました。8月26日に文科省が発表した「スポーツ立国戦略」にある「新しい公共」についての内容でした。
くしくも、今朝のNHKニュースでNPOについての内容に触れていました。今まで行政が行ってきたサービスが財政難で出来なくなってきていること。そのサービスは住民にとってはどうしても必要だけれども民間企業は利益優先のため手を出さないこと。
その間を埋めるのが非営利の民間NPOであること。そして理念・理想に埋もれ経営能力を持たないNPOが赤字を垂れ流し問題になっていることなどでした。
まさに 榎氏 のまとめは、その内容そのままでした。総合型地域スポーツクラブはそんな立ち位置で捉えられ、経営のためにしっかり利益を確保し、非営利として利益配分はしないでビジョンのために再投資していく。
そんな経営能力を持ったプロ集団が、合併や昨今の社会事情で失われていくソーシャルキャピタル(ハードでない社会資本:緩やかで平等な社会的な人と人との繋がりなど)を総合型地域スポーツクラブの中に喚起ながら安定したクラブ経営へとつなげていく。
私としては、そのためにどうしても必要なのは、行政の理解とクラブの経営に資するプランで行政のスリム化にも寄与できる内容を提案していくこと。そしてそれが官民の協働作業で進められなければならない事だと思っています。
今回の最大の収穫は、エンジョイスポーツクラブ魚沼の立ち位置は間違いなかったと言うことでした。
昨日の休みは、菊まつりに行ったと夜にブログアップしました。実は菊まつりから帰り、数日前に仕込んだ特製ダレチャーシュウのラーメンを食べ、ひと休みの後走りに出ました。小出・北堀之内往復13キロ。充実の1日でした。
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