私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

面白い*ススキの葉から水が出る現象* 大きな水玉はどうやって生まれたのか?

2022年05月07日 | 花便り

5月4日の朝、庭に出てみると
ススキの葉に大きな水玉が乗っていた。

あれっ?朝露?
それにしては大きいなあ~

周囲を見渡すと水玉が乗っていたり
水滴のついた植物は他にはなくて
このススキの葉だけだった。






~ 葉から出てきた水が縁についている ~

これは、一体どういうこと?
調べてみると
根が吸い上げた水分が、組織の中で充分に行き渡っている時
蒸散し切れずに余剰となって、水孔から排出される。
とあった。
この現象は「溢液現象(いつえき)」と言うのだそうだ。
そして、この現象は頻繁に見られるものではないらしい。
幾つかの条件下で起こる現象とのことだった。






では、この大きな水玉はどうやって生まれたのか?
それは
根から吸い上げた水が葉の縁に出てきて
その水が
次々下に落ちて、大きな水玉になったということだろう。

面白い生物の勉強が出来ました~(^^♪


※参考ーKoKaNet  子供の科学Webサイト
千葉大学園芸学部 丸尾 達 教授
「ある条件下で葉の水孔から排出された水分」より










コメント (12)
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