仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




オーストラリアに行って驚いたのは、鳥が多いことです。種類や数が多いと言うことではなく、人間の住んでいる環境にそのまま鳥たちが共存していることです。
ちょっとした緑があれば町中であろうが、いくらでもいます。そして、あまり人間を怖がらず、よほどのことがなければ逃げません。


いくつか写真をアップしますが、残念ながら名前のわからないものがほとんどです。素人が勝手に判断しても間違いを犯すばかりですので、見たところについてお話しします。


左側の鳥[アイビス]はオーストラリア(シドニー)に着いて最初に出会った鳥で、長いくちばしで芝生をつついていました。どこに行ってもよく見かける鳥です。そして右側の鳥はカラスの一種だそうですが、これもよく見かける鳥です。


白いオウム、この鳥はキャンベラのホテルに到着したとき、ホテルの近くにある松の木のてっぺんに群れなして止まっていました。色はきれいなのですが、ギャーギャーと、なんともひどい鳴き声でした。


この時期、キャンベラは冬でしたが、この鳥たちは畑にまかれた干し草のなかから虫や実を探していました。


オーストラリアはコアラで有名ですが、野生のコアラを見つけるのは難しいそうです。でも、ユーカリは至る所にあります。街路樹としても植えられていますが、ネムノキに似た花が沢山咲いていました。


キャンベラの中心部にはグリフィン湖がありますが、その周囲は公園などに整備されており、ジョギングやサイクリング、散歩をする人が大勢います。そんななかに水鳥も多く住んでおり、岸に立っていると近寄ってきて餌をねだるような仕草をします。


左側の鳥は非常に小さく、しっぽの先までいれて10cmくらいでしょうか。動きも早く、立てたしっぽが愛らしい鳥でした。
右側はインコだと思います。これも鳴き声が騒がしく、派手な色と相まってよく目に付きました。


動物との関係については、子どもの頃から共存するように教えているのでしょうか。だいたい、子どもたちは動物に興味を持ち始めると、その辺にいる鳥たちを追いかけ始めると思うのですが、オーストラリアではそのような光景は見ませんでした。公共心というか社会のマナー、そんなことがきちんとできている国だと思いました。
日本もこれだけの自然がありながら、もったいない気がします。見習いたいものです。



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