仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




ユリの花は香りも良く(強すぎるものもありますが・・・・)、見た目も華やかで夏に咲く花の代表とも言えます。


でも、雄しべの先にある葯(やく:花粉)が衣服などに付くと落ちないということで、切り花にするときは必ず、除けてしまわれます。他の花ではこんなことは無いのですが、ユリだけは雄しべ、雌しべが突出してくるため仕方がないのでしょうね。


我が家にもカノコユリが咲き出しましたが、コンクリート塀の近くに咲いており、ちょうどその上に被さるように咲いている花もありました。そしてよく見ると、コンクリートの上に花粉が落ちており、苔の緑と対比して面白い模様を作っていました。今日は朝のうち、曇り空ながら雨が落ちなかったので、ユリも大急ぎで葯を広げたのでしょう。


(クレオメ)

今年はネムノキの当たり年(?)という記事が目に止まりました。山の方では、大きな樹が満開になっているそうです。先日、雨の中、県西部を車で走りましたが、ピンクの色は薄れたものの、白い花がたくさん、雨に打たれていました。


(左:ネムノキ、右:アカバナユウゲショウ)

このネムノキの花は近くの家の庭で見つけました。樹高が1mも無いくらいのもので、葉も少し小さいようで、もしかすると栽培種かもしれません。

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