旅行三日目。今日は朝からかなり強い雨が降っています。
今日は高岡御車山祭を見に行く予定ですが、雨だと中止になるので、雨は困ります。西の空は明るく、天気予報でも雨は午前中だけなので、回復を祈りたいところです。
休暇村 能登千里浜の朝食はバイキング形式です。あまり地の食材を使用している感じはありませんが、味はまずまずです。
ここの名物は能登のお母さんのおにぎり。その場で握ってくれます。これは非常においしいです。
しかし、お母さんは一人しかおらず、ここだけ長蛇の列となっており、汗をかきながらおにぎりを握り続ける姿を見ると、何か申し訳ないような感じです。
デザートもまあ普通です。
レストランの席と席の間が狭く、料理のテーブルの周りも狭いので、もう少しレイアウトの工夫がほしいところです。
休暇村能登千里浜は、休暇村の中ではまあ平均的といった感じでしょうか。温泉も建物も食事もレベルは高いのですが、今一つ印象が薄い感じがあります。レストランは改善が必要だと思います。少し完全すれば非常に良い宿になると思います。
さて、宿をチェックアウトし、とりあえず高岡に向かいます。雨は止むどころか、ますます強くなっています。
祭りのホームページを確認すると準備は始めているようですが、この様子だと分かりません。とりあえず、まずは別の場所に向かい、様子を見ることにします。
高岡から南に10㎞ほど南のオフィスパーク内にある、鋳物メーカー「能作」のファクトリーショップです。4月27日にオープンしたばかりの新しい施設です。
高岡は銅、錫等の鋳物が有名です。以前は花瓶や文鎮など、昔ながらの製品ばかりでしたが、近年では非常に魅力的な商品が多くなってきています。
できたばかりの和モダンの建物の中にはショップのほか、カフェ、体験コーナー等があります。できたばかりということと祭があるためか、地方自治体の視察団のような団体が何組か見学していました。
雨は相変わらず降ったままです。
ここには欲しいものはいくらでもあるのですが、いろいろと考慮した結果、以下のものを購入しました。
桜の花びらの箸置き。錫製です。飾っておくだけでもきれいです。
錫製の片口。
中の金箔の三日月がポイントです。
はりねずみのキーホルダーと箸置き。こちらは普段使い用です。
ふきんは一万円以上購入するともらえました。
ここの錫製品は錫100%ということですが、金属スズはイオン化傾向が低いためさびたり腐食したりすることはありません。
融点は232℃なので、火の近くにおいてはいけません。あと、低温で転移して脆化するため、冷蔵庫、低温になる場所にも置いてはいけません。日用品というよりも、やはり趣味の物としての価値がある逸品だと思います。
さて、ここで高岡御車山祭のホームページを見てみると、15時から15時以降のルートで奉曳開始になったとのことです。
本来は11時に坂下町の曳揃から始まり、12時に片原町交差点で勢揃式、18時に関野神社で曳納なので、大幅な縮小となりました。華やかな勢揃式、13時頃の一番の見せ場の関野神社前の方向転換等は見ることができなくなりましたが、中止にならなかっただけでも良かったです。
ただ、それまでだいぶ時間が空くことになったため、砺波のチューリップフェアに行くことにします。
<その2に続く>