新薬師寺から北に向かい、春日大社に向かいます。
上の禰宜道から春日の杜に入ります。
杜の中の道は涼しい、ことはなく、無風で湿度が高いのでかえって蒸し暑いです。
春日大社には摂社、末社が62あり、この道沿いにも多くの神社があります。
そのうちの一つ、金龍神社に立ち寄ります。
いかにもご利益がありそうなたたずまいです。
若宮を過ぎると灯籠が並び始めます。
南門に到着。
今日は土曜日、ここまで来るとさすがに人が多いです。見た感じ、半分以上外国人です。
ところで、奈良には何度か来ていますが、春日大社に来た記憶がありません。記憶がないので、多分来るのは初めてだと思います。
まずは御朱印の列に並びます。10人くらい並んでいます。
せっかくここまで来たので、特別参拝をすることにします。
正面に見えるのは中門、この向こうに本殿があります。
本殿は4棟あり、4柱の主祭神が祭られています。
興味深いのは、
第一殿の祭神は、常陸の国 鹿島神宮の神
第二殿の祭神は、下総の国 香取神宮の神
であることで、のちに権勢を誇る藤原氏の氏神が、はるか東国からやってきたということは、非常に興味深いと思います。
縁もゆかりもない神様を主祭神にすることはないと思うので、藤原氏は何かしら東国にかかわりがあった、ということになると思われます。
鹿島の神が鹿にのってこの地にやってきたため、奈良公園の鹿は神の使いとして大切にされています。
春日大社は傾斜地にあるため、回廊も結構傾いています。
回廊を歩いていると、平衡感覚がおかしくなる感覚があります。
藤浪の屋という建物の中では万灯籠が再現されています。
国宝殿にある鹿音というカフェで休憩。
続いて鹿宛へ。小鹿を後悔しているということで行ってみましたが、入場は13時30分までとのことで、タッチの差で間に合いませんでした。
折角なので、鹿サポーターズクラブの物販テントでおみやげを購入。
<その5に続く>