飛騨古川観光を終え、本日の宿のある福地温泉に向かいます。
奥麩飛騨温泉郷に戻ってきて、ちょっと気になった、飛騨山椒の店に立ち寄ります。
駐車場に入った時点で店は開いていなかったのですが、丁度店の人が帰ってきて、店を開けてくれました。
福地温泉。この辺も桜が満開です。桜の他にもいろいろな花が咲いていて、一気に春が来た感じです。
<その5に続く>
飛騨古川観光を終え、本日の宿のある福地温泉に向かいます。
奥麩飛騨温泉郷に戻ってきて、ちょっと気になった、飛騨山椒の店に立ち寄ります。
駐車場に入った時点で店は開いていなかったのですが、丁度店の人が帰ってきて、店を開けてくれました。
福地温泉。この辺も桜が満開です。桜の他にもいろいろな花が咲いていて、一気に春が来た感じです。
<その5に続く>
先ほど壱之町通りで見かけた、カノコヤというワッフル店に立ち寄ります。
左が店舗、右がイートインスペースです。
これは非常に美味しいワッフルでした。
なので、持ち帰り用に追加購入しました。
飛騨古川の町も少しづつ変わってきているようですね。
続いて蒲酒造場。
白真弓は私が日本酒を飲み始めるきっかけになった銘柄なので、思い入れがあります。
飛騨古川まつり会館。
4月19日~20日に開催される、古川祭に関する展示がされています。
4K シアターはなかなか圧巻で、古川祭の迫力が伝わってきます。
今年は5年ぶりにフルで開催されたようですが、ぜひ一度生で見てみたい、と思いました。
古川祭の花形、起し太鼓の実物が展示されていました。
ところで、前回、10年前に飛騨古川まつり会館に来た時、飛騨絵馬を購入しました。
この時は作家の方が実演販売していましたが、今回、売っていたらまた購入しようと思っていました。
しかし、売店を探しても見つかりません。
すると、それに気づいた会館の人が話しかけてくれました。
古川の飛騨絵馬の作家は山口綏星さんという方ですが、何年か前に亡くなられて、もう取り扱っていおらず、入手もできないとのことでした。
もう入手不可能となった飛騨絵馬、大切にしないといけません。
旅先では後で買おう、と思っても二度と買えなくなることがあるので、気に行ったものを見かけたら即買う、が基本です。
最後、気多若宮神社に向かいます。古川祭は気多若宮神社の例祭です。
飛騨古川の中心から、車で五分ほど行った高台にあります。
御祭神は大国主命、能登の気多大社から分霊され出雲系の渡来人の勢力範囲であったのではないか、ということが記載されています。
<その4に続く>
飛騨古川に来るのは三回目ですが、約10年ぶりになります。
飛騨市役所の駐車場に車を停め、散策開始です。
市役所の駐車場は無料で、観光の拠点となるまつり広場にも近いため、非常に便利です。
それにしても非常に寒い日で、冬物の上着があってもおかしくない気温です。雨が降っていないのがせめてもの救いです。
まつり広場。観光客はいますが、連休の谷間の平日のため、それほど多くはありません。
ここから車で30分ほどの高山、おそらく日本で最初のインバウンドによるオーバーツーリズム観光地だと思いますが、ではきっと今日も外国人で混雑しているのでしょうが、こちらは外国人の姿も見えますが、タイミングを計れば人のいない写真を撮影することができます。
外国人といえば、昨日の平湯から外国人の姿をちらほら見かけますが、見た感じドイツの人が多いように思われます。このあたりはドイツで人気なのでしょうか?
アジア人も見かけますが欧州系の方が多いです。
まずは町中を散策します。古川の町は適度な大きさで、徒歩で主要な観光拠点を周ることができます。
古川で一番有名な、錦鯉が泳ぐ川と白壁の土蔵。
この辺は桜は終わりですが、芝桜がきれいです。
ツツジも見ごろです。
この道沿いにある本光寺。
飛騨古川には三寺まいりという風習があり、1月15日の夜に三つの寺を詣でるならわしで、縁結びの御利益があるといわれています。
壱之町通り。飛騨古川のメインとなる通りで、二軒の酒蔵、和蝋燭の店等があります。
非常に寒いので、OHAKOというレトロな喫茶店で温まっていくことにします。
店内は結構混雑しており、ストーブが使用されていました。
さて、壱之町通りを散策します。買い物は後ですることにして、三寺まいりの二つ目、本光寺に向かいます。
こちらは御朱印はなさそうでした。
本光寺は荒城川沿いにあり、すぐそばに霞橋という橋があります。
リベット留の重厚な造りはただ者ではありません。横に吊られているものも何か気になります。
しかし、橋の銘版を探しましたが見つからず。
ここから、川沿いに進みます。
町中には古川まつりの屋台蔵があります。
桜の時期にはさぞきれいなことでしょう。
一つ下流の今宮橋の先で、荒城川は宮川に合流します。
今宮橋のたもとにあるのが真宗寺。
これで三寺まいり達成です。
真宗寺の前の道を進むと、先ほどの喫茶店の角に戻ります。
<その3に続く>
旅行二日目。
今日は天気が回復することを期待したのですが、残念ながら今日も天気は良くないようです。
まずは槍見館の朝食です。
奥飛騨といえば朴葉みそ。
奥飛騨はトマトも名産です。トマトジュースはそのままトマトです。
岩魚の開き。川魚の開きは結構珍しいかも。
これも奥飛騨名物 こも豆腐。 塩でいただきます。
ヨーグルトも濃いです。
朝食の後、貸切露天風呂に入り、朝九時からの餅つき大会を見たりして、チェックアウトします。
10時少し前にチェックアウトしたのですが、この時間になると日帰り入浴の客が次々とやってきます。
なのでフロントは結構待っている人がいたのですが、延々とフロントで話し込んでいる客がいて、お得意様なのかもしれませんが、あれはどうかと思いました。
客も客ですが、話し相手になる宿のスタッフもどうなのかと思います。
槍見館に宿泊した感想ですが、評判にたがわず良い宿だと思います。
温泉は非常に良く、食事もレベルが高いです。建物、部屋はあまり余裕はないですが、問題があるレベルではないです。アメニティ類は充実しているとは言えませんが、余計なサービスを省いて値段を抑えている感じで、宿の値段を考えると充分満足できる宿だと思います。
スタッフの対応も非常に良かったです。
ただ、館内の移動に階段や段差が多く、かつ露天風呂に行くのに石段を歩いていかないといけないのが大変なのがネックですかね。それを含めて楽しめるのであれば、非常に良い宿だと思います。
宿の売店でお土産を購入し、二日目の目的地に向けて出発します。
さて、今日は少し足を伸ばして、飛騨古川に行ってみようと思います。
途中、神岡の道の駅 スカイドーム神岡に立ち寄ります。
神岡は奥飛騨からの高原川沿いにある山あいの町です。高原側はこの先、猪谷で高山からの宮川が合流し、合流した川は神通川と名前を変え、富山平野を通り富山湾に注ぎます。
室町時代にこの地を支配したのは江馬氏、江馬の祖は伊豆で北条時政に養育され、その地の名をとって江馬と名乗ったとのことです。
伊豆の江間は、4月に訪れた願成就院の近く、狩野川さくら公園の対岸のあたりになります。
その後飛騨にやってきて神岡周辺を領有しますが、飛騨の三木氏に敗れ配下となり、さらに織田に攻められ江馬氏は滅亡します。
神岡といえば鉱業が有名ですが、鉱山の歴史は古く、秀吉配下となった金森長近により銀鉱として発展します。
その後、明治になると三井が周辺の鉱山を買収し、亜鉛、鉛鉱山として2001年まで稼働を続けました。
国鉄神岡線は神岡鉱山の鉱石を輸送するために建設され、その後第三セクター神岡鉄道に転換されましたが、貨物輸送終了に伴い廃止され、現在では廃線跡の一部がレールマウンテンバイクとして活用され、結構人気があるようです。
神岡鉱山で忘れてはならないのは、公害病の原因となったことで、鉱山から川に排出された排水に含まれるカドミウムが、下流の富山平野のイタイイタイ病の原因となりました。
現在の神岡は、日本の宇宙物理学の中心地と言って良い状況になっています。
鉱山の跡地にカミオカンデ、スーパーカミオカンデが建設され、その施設での研究成果により、小柴教授、梶田教授がノーベル賞を受賞しました。
これらの施設は通常非公開なのですが、道の駅にこれらの施設の科学館がある、ということで、楽しみにしてやってきました。
残念ながら休館日でした。
入口の展示物は見ることができます。
仕方ないので、パンフレットとおみやげを購入します。
少し、宇宙について勉強してみようという気になりました。
いつか、ぜひここにはもう一度来てみたいと思います。
<その2に続く>
夕食の時間にロビーに行くと、係の人が食事処に案内してくれます。
本日のメニュー。
食前酒。ノンアルの梅酒。
先付け 白魚の南蛮酢
岩魚の土瓶蒸し
前菜 山の恵み盛り合わせ
飲物は日本酒。飛騨古川の白真弓。
造りは肉か魚が選べます。
焼物 岩魚の塩焼
蓋物 姫蕪と牛すじの煮物
しのぎ 湯葉包みのトロロそば
台の物 A5等級特選飛騨牛瓦焼き
ご飯 香の物 汁物
水物 季節のデザート
料理は一見田舎料理風ですが、中身はさにあらず、味付けも意外、と言っては失礼ですが、洗練された感じで、ちょっと変化球の味付けのものもあり、
なかなか楽しめました。
<二日目に続く>