これは楽しい!
気分を変えるのに最適です。
「ファンタスティックMr.FOX」80点★★★★
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」の
ウェス・アンダーソン監督が
パペット(人形)を1コマ1コマ動かして作った
驚異の(!)ストップモーションアニメです。
野生のキツネMr.FOX(声、ジョージ・クルーニ)は
盗みのプロフェッショナル。
だがある日、彼は狩りの最中
愛するMrs.FOX(声、メリル・ストリープ)と
罠にはまってしまう。
絶対絶命のピンチのなか
Mrs.FOXは彼にこう言う。
「もし生き延びられたら
盗みをやめてほかの仕事を探して……」
――そして2年後(キツネ時間で12年後)。
Mr.FOXは新聞記者になり
Mrs.FOXと息子(声、ジェイソン・シュワルツマン)と
そこそこの暮らしをしていた。
だが
もうすぐ42歳(キツネ年)になる彼は
ふと思う。
「俺の人生、このままでいいのか?!」
かくしてMr.FOXは
再び危険な稼業に足を踏みれ始め――?!
これは最高にいかしたアニメーションだ!
とりあえずこの1シーンを見て
おもしろそう!と思ったら
間違いなく、見て大丈夫です(笑)
キザなキツネのMr.FOXと
しっかり者の妻、
優等生のいとこにコンプレックスを抱くヒネた息子、
パニックになると目をぐるぐるさせてしまう
ネズミの管理人……
個性的なキャラたちが繰り広げる
“ほのぼのシュール”な日常と冒険に
大笑いしちゃいました。
どこか昔のロシア人形アニメみたいな
古臭さがあるのに
テンポも笑いの呼吸も
めちゃくちゃクールで新しい。
キザなMr.FOXの声を
ジョージ・クルーニーが当てていてるのが
またピッタリで笑えます(笑)
原作は「チョコレート工場の秘密」の作者
ロアルド・ダールの「すばらしき父さん狐」。
監督は小学生のときにこの本を読んで魅せられ
構想から10年かけて
本作を作ったのだそう。
取材用にメイキング画像をちょっとだけ
見せてもらったんですが
まあ、職人たちの努力のものすごいこと。
パペットたちのミニサイズの世界に合わせ
洋服から小物から
何から何まですべて手作り。
スタッフたちは
監督の「こう撮って」という指令に
必死にくらいついていき
くしゃみ一発ですべてがおじゃん!な
素晴らしき世界を
完璧に構築していく。
本当に涙ものでした。
昨年のアカデミー賞2部門ノミネートも
当然でしょうこれは!という。
こんなときだからこそ
笑いも大切です。
ぜひ、楽しき世界に
没頭してください。
★3/19からシネスイッチ銀座ほかで公開。
「ファンタスティックMr.FOX」公式サイト
さてさて
『週刊朝日』(来週発売と思います)ツウの一見で
パペットアニメ「ニャッキ!」などでおなじみの
アニメーション・ディレクター
伊藤有壱さんにお話を伺いました。
「現場スタッフはおそらく
呪いの言葉を吐きながら作業したはず(笑)」
と伊藤さんも言うほどの
驚愕のシーンの数々。
読めばおもしろさが100倍になること
請け合いです。
劇場用のパンフレットにも
聞き書きさせていただいた
ロングバージョンが載ってますので
どうぞお見逃しなく!
気分を変えるのに最適です。
「ファンタスティックMr.FOX」80点★★★★
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」の
ウェス・アンダーソン監督が
パペット(人形)を1コマ1コマ動かして作った
驚異の(!)ストップモーションアニメです。
野生のキツネMr.FOX(声、ジョージ・クルーニ)は
盗みのプロフェッショナル。
だがある日、彼は狩りの最中
愛するMrs.FOX(声、メリル・ストリープ)と
罠にはまってしまう。
絶対絶命のピンチのなか
Mrs.FOXは彼にこう言う。
「もし生き延びられたら
盗みをやめてほかの仕事を探して……」
――そして2年後(キツネ時間で12年後)。
Mr.FOXは新聞記者になり
Mrs.FOXと息子(声、ジェイソン・シュワルツマン)と
そこそこの暮らしをしていた。
だが
もうすぐ42歳(キツネ年)になる彼は
ふと思う。
「俺の人生、このままでいいのか?!」
かくしてMr.FOXは
再び危険な稼業に足を踏みれ始め――?!
これは最高にいかしたアニメーションだ!
とりあえずこの1シーンを見て
おもしろそう!と思ったら
間違いなく、見て大丈夫です(笑)
キザなキツネのMr.FOXと
しっかり者の妻、
優等生のいとこにコンプレックスを抱くヒネた息子、
パニックになると目をぐるぐるさせてしまう
ネズミの管理人……
個性的なキャラたちが繰り広げる
“ほのぼのシュール”な日常と冒険に
大笑いしちゃいました。
どこか昔のロシア人形アニメみたいな
古臭さがあるのに
テンポも笑いの呼吸も
めちゃくちゃクールで新しい。
キザなMr.FOXの声を
ジョージ・クルーニーが当てていてるのが
またピッタリで笑えます(笑)
原作は「チョコレート工場の秘密」の作者
ロアルド・ダールの「すばらしき父さん狐」。
監督は小学生のときにこの本を読んで魅せられ
構想から10年かけて
本作を作ったのだそう。
取材用にメイキング画像をちょっとだけ
見せてもらったんですが
まあ、職人たちの努力のものすごいこと。
パペットたちのミニサイズの世界に合わせ
洋服から小物から
何から何まですべて手作り。
スタッフたちは
監督の「こう撮って」という指令に
必死にくらいついていき
くしゃみ一発ですべてがおじゃん!な
素晴らしき世界を
完璧に構築していく。
本当に涙ものでした。
昨年のアカデミー賞2部門ノミネートも
当然でしょうこれは!という。
こんなときだからこそ
笑いも大切です。
ぜひ、楽しき世界に
没頭してください。
★3/19からシネスイッチ銀座ほかで公開。
「ファンタスティックMr.FOX」公式サイト
さてさて
『週刊朝日』(来週発売と思います)ツウの一見で
パペットアニメ「ニャッキ!」などでおなじみの
アニメーション・ディレクター
伊藤有壱さんにお話を伺いました。
「現場スタッフはおそらく
呪いの言葉を吐きながら作業したはず(笑)」
と伊藤さんも言うほどの
驚愕のシーンの数々。
読めばおもしろさが100倍になること
請け合いです。
劇場用のパンフレットにも
聞き書きさせていただいた
ロングバージョンが載ってますので
どうぞお見逃しなく!