ポン・ジュノ氏がプロデュース。
「海にかかる霧」68点★★★☆
*****************************
1998年、韓国の港町。
不況と不漁で金策に困り果てた
チョンジン号の船長(キム・ユンソク)に
中国からの密航者を
漁船に隠して運ぶ仕事が持ちかけられる。
危険を覚悟で仕事を引き受けた
船長と5人の船員たちだったが
船の上では思いがけない自体が待ち受けていた――!
*****************************
久々の韓国発、サスペンス。
「殺人の追憶」脚本家シム・ソンボの初監督作で
ポン・ジュノ監督がプロデュースです。
荒海の上の船で起こる事件と
舞台は満点だし
いろいろ展開を想像いたしました。
で、まさか最初
船に乗り込んできた密航者たちがこうなるとは思わなくて
「えっ」となったけど、
後は例えば
「男だらけの船上に、女性が放り込まれれば
まずこうなるわな」というような
いずれの想定も予想を出ないもので
エグさもキツさもある程度、コントロールされていてホッとする反面、
衝撃度があまりないのが惜しかったな。
勝手なこと言ってますが(苦笑)。
ただ、
この話、2001年に実際に起こった事件がもとになっているそうで
それを知ると
ちょっとゾッといたします。
★4/17(金)からTOHOシネマズ新宿ほか全国で公開。
「海にかかる霧」公式サイト