ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

海にかかる霧

2015-04-16 23:41:20 | あ行

ポン・ジュノ氏がプロデュース。


「海にかかる霧」68点★★★☆


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1998年、韓国の港町。

不況と不漁で金策に困り果てた
チョンジン号の船長(キム・ユンソク)に

中国からの密航者を
漁船に隠して運ぶ仕事が持ちかけられる。

危険を覚悟で仕事を引き受けた
船長と5人の船員たちだったが

船の上では思いがけない自体が待ち受けていた――!


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久々の韓国発、サスペンス。


「殺人の追憶」脚本家シム・ソンボの初監督作で
ポン・ジュノ監督がプロデュースです。

荒海の上の船で起こる事件
舞台は満点だし

いろいろ展開を想像いたしました。


で、まさか最初
船に乗り込んできた密航者たちがこうなるとは思わなくて
「えっ」となったけど、

後は例えば
「男だらけの船上に、女性が放り込まれれば
まずこうなるわな」というような

いずれの想定も予想を出ないもので
エグさもキツさもある程度、コントロールされていてホッとする反面、
衝撃度があまりないのが惜しかったな。
勝手なこと言ってますが(苦笑)。

ただ、
この話、2001年に実際に起こった事件がもとになっているそうで

それを知ると
ちょっとゾッといたします。


★4/17(金)からTOHOシネマズ新宿ほか全国で公開。

「海にかかる霧」公式サイト
コメント
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