ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

三沢の航空科学館に行ってみたら、設備は素晴らしいが内容はじ~さんの期待から大きく外れていた (2020/9/10)

2020年09月10日 | 2020/7-9 北海道のたび
 大間崎テントサイトの朝は雨だ。それもあってのんびりと朝寝を決め込んでいたら、9時過ぎには車中泊の人たちはほとんど出発していった。



 10時頃に最後の洗い物をするために炊事場にいったら、チャリの旅人が二人ほど中でテントを乾かしていた。チャリは雨が降ると大変だよね。

 今日は特段の予定はなかったが、三沢の観光スポットとして三沢航空科学館があるのでそこに行ってみた。





 入り口の所にあるこのモニュメントの意味は最後になって分かった。

 まず、勘違いしていたのは名称が「青森県立三沢航空科学館」であること。航空自衛隊の三沢基地の横にあることから、自衛隊の広報用の施設だと思い込んでいたのが、大きな間違い。ここは青森県が運営する科学館だった。

 それで展示の基本的なところは、小中学生ゃ一部の高校生に対する科学的好奇心を刺激することに置かれていた。パラボラアンテナの原理とかもうどうでもいい。

 次に航空機の黎明期の機体のレプリカと史料など。



 こいつはライト兄弟が初めて飛行に成功した機体のレプリカ。



 これが1938年に周回飛行距離11,651キロの世界記録を立てた航研機のレプリカ。
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 他にYS11の実機保存機体など。

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 零戦の実機があるかと期待したが、実物大のレプリカだということだった。それはどこにも書いていない。





 周囲には設計者を褒め称える史料などが展示されている。



 このぼろぼろの機体は十和田湖から引き上げられた「一式双発高等練習機」の機体。
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 最後に、



 これが航空科学館がここに作られた理由。ミス・ビードル号という飛行機で、1931年に初の太平洋無着陸横断飛行に成功した。こいつが飛び立ったのが当時の三沢村の淋代海岸で、ワシントン州ウェナッチバレーに胴体着陸して太平洋横断となった。

 これがここの科学館の入り口にあるモニュメントを裏付ける出来事だった。

これで入場料が920円だ。
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 科学館の外には自衛隊の旧旧機体が屋外展示されている。





 これはF-16



 これは国産の練習機のT-2でブルーインパルス塗装になっている。



 面白いのはこいつでP-3というのは哨戒機だったと思うが、内部が改装されてこんな感じになっていた。





 軍の要人の輸送用の仕様になっていたということで、ファーストクラス以上の造りかな。



 この屋外展示は入場料がなくても駐車場から直接行くことができる。これを見たら入場料が惜しくなった。
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 遅い時間だが「道の駅なんごう」まで40キロだからそこまで行っておこう。その前に温泉に、と軽い気持ちでスタートしたが、夕方の渋滞を避けるためかあちこち裏道を引き回されてどこをどう走ったのかまったく記憶にない走行になってしまった。

 まあ、とにかく「道の駅なんごう」には到着した。どうもスマホのGPSが不安定なので、これでいいのか怖いところがある。
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2ヶ月近くを過ごした北海道、ありがとうの気持ちを残して大間崎に渡ってきた (2020/9/9)

2020年09月09日 | 2020/7-9 北海道のたび
 北海道での最後の朝食はホットサンドだったが、食パンの5枚切りなのでちょっと物足りないところがあった。



 そこでホットサンドを焼いたついでに、ジャガイモを焼いてみた。
このジャガイモはノーザンルビーという品種で、上士幌の道の駅で買ったものだ。ポテサラを作るために男爵と一緒にゆでたものだが、ゆで上がったものを見ると粘りがあってポテサラ向きではない。そこでラップに包んで取り分けておいたのだ。

 ホットサンドができたばかりの熱いホットサンドメーカーに乗せて、追加の加熱を3分間。

 何ということでしょう、ジャガイモとサツマイモの中間のちょっとほくほくした焼き芋ができたではありませんか。というほど劇的にジャガイモではない焼き芋ができた。これは美味しいぞ。まだ残っているのでこれは楽しみなことになってきた。



 あれこれ片付けて函館に向かう。



 フェリーターミナルに近いショッピングセンターで奥への北海道土産を買った。これが冷蔵庫を占有するが留守番をしているのだから買っていかないと。
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 フェリーターミナルでドライブスルーのスマートチェックを試したがこれはだめ、おとなしくターミナルビルに行って、ここのスマーチェックでは素直に発券してくれた。





 まあよくあることだ。ターミナルビルの3階まで上がっていたら、折り返し大間に行く大函丸が入港してきた。





 ところでフェリーターミナルの中には映画のポスターがあちこちに掲出されている。





 それがこれで、中島みゆきの「糸」をモチーフにして製作したとのことだ。この歌は好きでよく聴いているが、よくもまあ数分間の曲を元に映画ができるものだと驚いてしまう。

 そしてこの映画のロケ地が紹介されている。これが聖地になるわけ?

 それとこのロケに「なっちゃんワールド」が使われているそうだ。それがいま目の前にある。



 この船は特異な形状もさることながら、必要なときには自衛隊に貸し出すように契約がなされているそうだ。
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 そうこうしているうちに大間行きの大函丸の出航が迫ってきた。





 「なっちゃんワールド」も係留しているだけではもったいないなあ。輸送艦として演習に出てくると面白いと思う。
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 大間までは90分で到着。ここから大間崎近くの大間崎テントサイトに向かう。困ったことにスマホのGooGleMapを設定していたのだが、フェリーの中から出ても一向に現在地を捕捉しない。何となく覚えていた直感で走って到着した。





 テントは多くないが駐車場は3割くらい埋まっている。みなさんここで一泊して明日から走って行くのだ。


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北海道最後のキャンプの夜は、ゲリラ的大雨でびしょ濡れになって幕を閉じた (2020/9/8)

2020年09月09日 | 2020/7-9 北海道のたび
 湯の沢水辺公園の朝は気持ちのいい晴天だ。



 この分なら電力に余裕もあるだろうから、久しぶりのホットサンドの朝食をタープ下のテーブルで食べようか。







 9時の時点でソーラーは144Wの発電だ。ここは東西を山に囲まれているので、朝と夕方は早くに太陽が隠れてしまう。じ~さんは一番下流側に陣取ったので、この場所では8時から15時過ぎまで、もっと上流側ならさらに日照時間は伸びるだろう。
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 たき木集めも兼ねて回りを歩いて見た。
今は夏の終わりで平日なので利用者もぽつりぽつりだが、こんな素晴らしいオートキャンプ場でさらに無料となれば土日、連休となれば混雑するだろう。

 西側の土手の向こう側からはざあざあと水音が聞こえている。



 木々の間から水門が見えていたが、茂辺地川というらしい。水門の下流側も水深は浅そうだがかなりの流速で川が流れている。一見子供の遊び場に良さそうだが、これだけ流れていると、足をとられたら一気に流されてしまう。危ない危ない。





 茂辺地川とテントサイトの間の道にはさくらの並木がある。花見の時期には見事だろう。そういえばこのキャンプ場にはあちこちにさくらの木がある。花見の時期に来たいものだ。
 
 さて、テントサイトの東の外れには小川がある。



これがキャンプ場のために引き込んだような浅い小さな川で、きれいな水がさらさら流れている。夏なら小さな子供が中に入って大騒ぎだろう。
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 夕食では北海道最後の焚き火。



 焚き火の最後の余韻に浸っている頃、ぽつりぽつりと雨がきた。そのうちザアザアの本降りになってきた。大急ぎで消えかかっていた焚き火台をタープの下に入れて、テーブルの上のものをアラモに入れた。



 そうするうちにタープの真ん中辺りが下に垂れ下がってきた。雨の予報がなかったので、ポールを高めにしていた。わかっていたのでポールを低く直したら、たまっていた雨水がザーっと落ちた。その後もタープの低い側の縁からザアザアと流れ落ちてくるのでこの程度で大丈夫だなと思っていた。

 こちらばかりが忙しくて、アラモの窓を全開にしていたことは頭になかった。一安心とアラモの中で座り込んだら、クッションがグッショり。気持ちはがっくり。

 翌朝はいい天気だ。だがタープの端が少し垂れ下がっていて、表に出ると水たまりだ。





 これは家に帰ったら再度のリフォームが必要だな。
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キャンプ場と名前が付いていないが、北斗市の湯の沢水辺公園はウソみたいにすばらしい無料オートキャンプ場 (2020/9/7)

2020年09月07日 | 2020/7-9 北海道のたび


 厚沢部町レクの森キャンプ場を後にして、すぐ横の道の駅あっさぶに立ちよった。



 厚沢部はメークインの栽培を国内で最初に始めた地として、「メークイン発祥の地」を名乗っている。道の駅でもメークインをたくさん売っているが、特段に安いというわけでもないのは残念だ。

 それでもジャガイモ、トマト、ししとうなど野菜を買った。
ここからしばらく行くと日本海に出てくる。



 台風10号の余波があるかと思っていたが、まったく静かなもので、穏やかな波が砂浜に打ち寄せていて、少々気抜けした。



 向こうの山の上の発電風車が上ノ国町の風車で、今日は風がないのでそれぞれがバラバラの方向を向いて停止している。
 この近辺の温泉は月曜日が定休日というところが多いが、上ノ国町の花沢温泉が営業していた、露天風呂もあって200円だ。公共の温泉という感じのきれいな温泉だった。
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 ここからは道道5号線で山越えして木古内に出て行く。道路の状態は今ひとつだったが、恐れていたほど急な坂道も急カーブもなくて、さすがに道道だと感心した。

 木古内に入って、道の駅の看板が目に入った。ナビのルートから外れるがなんとなく立ち寄る気になった。



 この道の駅は北海道新幹線木古内駅の目の前に新設オープンしているのだ。





 中の観光案内所では新幹線の発車案内のサインボードまである。中もなかなか洒落た都会派センスのあるデザインになっている。







 じゃらんの道の駅満足度ランキング2020で、三年連続総合一位だそうだ。う~ん、そうかな?

 木古内からは津軽海峡沿いに函館方面に走ることになる。津軽海峡の海も静かなものだ。
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 北斗市に入って、茂辺地というところから厚沢部に向かって走っていくことになるが、この道路は厚沢部まではつがなっていないのだ。ということで、目的地の湯の沢水辺公園が終点みたいなものだ。



 入っていくとぐるりと回る周回路の両側がオートサイトで、区画などはない。「P」の看板が立っているところに車を駐めてオートキャンプができるということらしい。全面芝生というよりも刈り込んだ草地で、ほぼ真っ平ら。



 これで無料なんだからすごい。





 結局いつもの五角形の張り出しになった。これでは水がたまると思うので、雨が降ったらポールを短くして対処しよう。


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 今日の夕食。

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今日は厚沢部の休日、セイコマに行ったら来月から第三のビールの酒税が大幅UPと知った (2020/9/6)

2020年09月07日 | 2020/7-9 北海道のたび
 今日は日曜日なんだね。昨日やって来たファミリーキャンパーが2組、午後になると急いで片づけて出て行った。また静かなキャンプ場だ。



 じ~さんは昨日と同じく、午後にはアラモの場所を移して、充電にいそしんでいる。いや、移動させただけで後は日陰に行って、キャンピングチェアで寛いでいるだけだ。

 このキャンプ場は樹木が大きくて、20~30メートルもあるので太陽が移動しても日陰がついてまわる。おかげで涼しくて、気持ちがいい。目をつぶっていたらいつのまにかうとうとしてしまう。



 奥のテントの人はバイクらしいが、3日前からどこにも出かけないでテントにこもりっきりだ。





 完全に休日モードで何もしないでいる。
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 これではいけないと、歩いてセイコマに明日の朝食のための食パンを買いにいった。



 セイコマの看板なんてまじまじと見るようなことはない。何を売っているのかわかりきっているから。主要商品が書いてあるのだろうと良く見ると、「ワイン・お弁当・たばこ」と主要三商品の名前がある。お弁当はわかる。たばこはマイナーになってしまったかもしれないがありかな。筆頭がワインというのは、セイコマはワインセラーになったのかいな? ビールというならわかるんだけどなあ。

 この看板に釣られて420円のワインを買ってしまった。

 さらに、店内の通路にセイコマのショップブランドビールの「オランダモルト39」が箱積みになっている。何でも来月から第三のビールの酒税が大幅にUPするそうだ。その前にこれを買ってねということらしい。試しに330ml缶を一本買ってみた。91円だ。



 変な味付けはないが、ちょっと苦みが強めのようだ。味わいが薄い感じの金麦になれてしまったからかな。
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 ここのテントサイトの奥の方は見ていなかったので、ちょっと見てきた。奥はバンガローが並んでいる。造りはしっかりとしたログハウスで、一棟ごとにデザインが異なっている。なかなか凝っている。
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 BBQハウスには照明設備もある。昨日はスイッチが見つからないので、自前の電池式ライトで不自由だったが、このランプのおかげで助かる。





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