ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

厚沢部町レクの森キャンプ場は自然派のキャンピングカーオーナーにとっては、最高の車中泊場所だと思う(追加) (2020/9/5)

2020年09月05日 | 2020/7-9 北海道のたび
 厚沢部町レクの森キャンプ場の駐車場で一夜が明けた。
町の中心部なのに静かなところだ。この駐車場は北に向かってコの字に開けていて、北を除く周囲は20メートル超の樹木で囲われている。



 そして南側が駐車場から20メートルくらいあけてテントエリアになっている。

 昨日の記事にも書いたが、管理事務所は駐車場の横にあるし、トイレ、バーベキューハウスも駐車場の横でテントサイトよりも駐車場に近い。







 水道の流しはキャンプ場と駐車場の中間あたりにある。

 なにより、管理事務所の姿勢からしてテント無しの車中泊に対して理解があるように感じられた。
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 車中泊でもたまには焚き火台などで炭火で焼き魚、焼き肉をしたくなる。ここはキャンピングサイトでは直火も焚き火台もNGだが、BBQハウスを使えば簡単に炭火が使える。

 このBBQハウスは屋根付き、ベンチ付きで長いテーブルの真ん中にコンクリート製の炉が埋め込まれている。(悪くいえばテーブルの真ん中に溝を切ってU字溝をはめ込んだような構造)炉の底は燃え残りの灰がたまっているだけ。これはそのまま灰捨てになっているようだし、以前の利用者の燃え残りの炭などもそのまま残っている。

 ただし、焼き肉用の網などはないので、持って行く必要がある。さらに燃料の木炭やたき木も必要になる。あればいいのは火ばさみ、ガストーチ、火吹き竹ということだが、じ~さんは空気の流れがいい自前の焚き火台を使った。









 自然派と書いたのは、ここは単にキャンプ場ではなくて南側は町有林として90ヘクタールが保護されていて、森の中に遊歩道が整備されている。

 そんな場所なので単に通りすがりの車中泊場所だということではなくて、2~3日ゆったり過ごすのもいいのではないかと思う。
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 駐車場の周囲が高木に囲まれているので、晴れてきたら特にソーラーパネルに陽が当たるように駐車場所を変える必要がある。




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 今日はやっとテントサイトにタープを展開して雨に濡れたタープなどを干すことができた。



 タープを干している間に、裏山の土橋自然観察教育林を歩いてみた。これには入林届けが必要になる。



 もう全体的に秋の花になっていて、小さな花がひっそりと咲いている。
























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 その他の環境はいいのだが、日照だけはどうにもならない。場所を移動させたが一日中ソーラーで充電できるという訳にはいかなかった。ソーラー中心のじ~さんなので、電力が足りなければ広い場所に移った方がいいだろう。明日の電力事情はどうなるかな。
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何のためにここに来たのかと思いつつ、雨の中を次に行くのは厚沢部のキャンプ場 (2020/9/4)

2020年09月04日 | 2020/7-9 北海道のたび
 「道の駅くろまつない」で迎えた朝、ちょっと暗い曇り空で霧雨が流れている。





 パークゴルフ場の緑はきれいだが、長靴があっても今日プレーする気はない。もういいや、出発しよう。ピザ工房が定休日、パークゴルフ場がこの状態では何のために大回りしてここに来たのかという気になる。だからといってここで何かする必要もない。

 さあ、次に行こう。
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 国道5号線を長万部に出てスーパーで少々買い物。計画的に買っておかないと田舎に行くとセイコマしかない。



 噴火湾に沿って走って行くと雨が本格的に降ってきた。さらには雷を伴ってきたので、道路脇の駐車場で一休みだ。同じように数台の車がこの駐車場に入ってきた。ここはすぐ横がJR函館本線で、その向こうが噴火湾だ。そこそこの波が砂浜に打ち寄せている。



 丁度お昼時なのでコーヒーを入れて、残っていた三方六の切れ端をいただく。もう賞味期限は切れているので、自己責任だな。これがお昼代わりになるだろう。ここでゆっくり休憩して、小降りになったところで山越えで日本海側に出よう。

 国道277号線の雲石峠が標高472メートルで、八雲側からは北海道らしくない天ぷら舗装の道をうねうねと上っていく。逆に熊石側はカーブの少ない滑らかな道なので、本州の3桁国道が県境で整備レベルががらりと変わることを思い出した。それにしても八雲側も熊石側も同じく八雲町なんだけどなあ。

 日本海は荒れている。高い波が打ち寄せている。



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 「道の駅ルート229元和台」に立ち寄った。



 各地が道の駅に力を入れている中で、ここは駐車場脇の売店という感じのところだ。
だがここから見る海は見応えがある。





 左側の海岸を見ると面白い形の岩の横に何やらレジャー施設が見える。あれが元和台海浜公園の海水プールらしい。なかなか面白いことを考える(そして実行する)ものだと感心する。北海道の短い夏を考えると、とても民間企業は手が出せない。今年はコロナ対策のため休園ということだ。今は見に行く価値もない。

 さて、やってきたのは厚沢部町のレクの森キャンプ場だ。フリーサイトは無料ということなので、ここにした。あわせて明日以降は少し晴れ間も出てくるようだ。
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 本日の走行は132.6キロ、燃費は11.2km/Lだった。
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 まず管理事務所に入林届けを出す。



 なんだか森林管理事務所の手続きみたいだ。



 なんと、焚き火台も禁止だそうだ。これは困った。



 その代わりに駐車場の横のバーベキュー台を使えということだが、許可制だ。





 トイレと流しは駐車場の回りに配置されている。





 テントサイトは駐車場の奥だが、隣接していないで20メートルくらい離れている。
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 とりあえず9日まで滞在するように「入林届け」を出したが、どうするか色々とじ~さんなりの問題がありそうだ。
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徳舜瞥山麓キャンプ場は朝から霧が出て、風に乗って横に流れていので、時々晴れ間も出るがこれではキャンプにならないので撤収だ (2020/9/3)

2020年09月03日 | 2020/7-9 北海道のたび
 徳舜瞥山麓キャンプ場は伊達市だが大滝区という飛び地になっている。これは2006年に大滝村が伊達市と合併したためだ。そのため天気予報では伊達市ではなくて、大滝区まで示してくれる予報が役に立つ。



 その予報でも曇りだったが、霧ではなくて霧雨になるとは思わなかった。晴れ間が出ている際にも、細かい雨粒が横に流れている。

 もうここでタープを干すのもキャンプそのものもあきらめて、次に行こう。
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 壮瞥の道の駅で前日のブログの記事をアップして、行き先の候補と天候をあちこち調べてみたが、道南はどこも同じようなもの。そして総じて風が強い。
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 そうなればしばらくキャンプ場はあきらめて、車中泊中心にしよう。





 洞爺湖も通過して噴火湾に出てきたが、本当に風が強い。時折の強い風に横に流されることがある。
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 そして到着したのが「道の駅くろまつない」。
実はここのパークゴルフ場が面白そうだと感じていて、そのうちここでプレーしてみようと思っていたのだ。



 今日は雨模様なので、明日の朝になって天気予報通り曇りなら、プレーしてみようかと思う。



 店内は落ち着いたレイアウトで人がすくない。だがこれはいけない。



 ピザ工房が火、木と定休日なのだ。前回来た時にはそんな話はなかったので、ラストオーダーが16時というのを目標にここにやって来て、夕食はピザにしようと目論んでいたのだ。これは残念だ。

 

 まあ、仕方が無い。お得意のやつを作ろうか。



 あれれ、量が多すぎた。
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 本日の走行は84キロ、燃費は12.5km/Lだった。

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どこに行っても曇り空なら、海岸沿いの国道36,37号線より支笏湖、洞爺湖回りがある意味で北海道らしい (2020/9/2)

2020年09月03日 | 2020/7-9 北海道のたび
 前日からどのようなルートをたどって函館に向かうのかを検討していた。フェリーは9日なので時間には余裕がある。

 がんがん走るのではなくて、途中でゆっくりとキャンプ場に滞在したいのだが、道南はどこに行っても同じような時期に雨にぶつかるようだ。そしてこれから3,4日は曇り空から雨という予報なのだ。

 そこで考えたのは、海岸沿いの国道36,37号線で行くよりも支笏湖、洞爺湖回りの方がある意味で北海道らしい感触が味わえるだろうということ。
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 そういうことで国道276号線で支笏湖まで走り、そこから支笏湖南岸から美笛峠のトンネルを越えていくことにした。走り始めてすぐに雨が降り出した。









 途中で少しだけ支笏湖の湖面が見える。

 美笛峠を越えてから到着したのは、徳舜瞥(とくしゅんべつ)山麓キャンプ場。フリーの草地に車の乗り入れが可能ということなので、ここにしてみた。
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 いきなり「クマ出没 注意」の看板だが、このキャンプ場はすぐ向こうに農家が見え隠れする場所なので、一応安心感はある。





 廃校になった小学校のグラウンド部分を利用しているとのことだが、傾斜があるのだけど本当にグラウンドだったのだろうか。



 水場は水道の蛇口が対面で12個並んでいた。水に近い場所に陣取った。またしても大草原の真ん中だ。



 逆にトイレからは遠くなった。真ん中奥のコンクリートの建物がそれで、かなり古い。簡易水洗で和式。先着のキャンピングカーが一台、これはテニスコートの中に駐めている。そこなら水平なのは間違いない素晴らしい選択だね。



 注意書きはこんなものだが、直火禁止は当然としても薪や枝を集めてはだめだとある。まあいいよ、実は札内川園地の使い残しを持ってきた。

 前面草地で芝生ではない草を短く刈っている。雨の中なのでかなり靴が濡れる。また少しハエと蚊がいる。



 霧雨が降っているので、札内川園地風にタープを張って焚き火台でホッケを焼いた。やっぱり自然の中で外で食べるのはいいものだ。

 食事の後、霧雨が横から流れてくるようになったので、車内に引っ込んだ。この時にタープを撤収すればよかったのだが、雨水がうまく流れるようにタープの勾配を調整して、ロープを強めに張っただけにした。これは朝になって曇りなら、その時に乾燥させたらいいぞと考えたのだが、これが失敗だった。

 夜遅くに風が強くなってきて、車両側のタープが外れてしまった。このために、タープやテーブル、チェアなどを雨の中で片付ける羽目になってしまった。
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 本日の走行は74.6キロ、燃費は9.3km/Lだった。
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ウトナイ湖自然観察路を歩いてみたら、こんな時期にたくさんの花がある、さらに白鳥が寝ている (2020/9/2)

2020年09月02日 | 2020/7-9 北海道のたび
 ウトナイ湖にきて野生鳥獣保護センターまでは来るのだが、その先を歩いたことがない。





 自然観察路が整備されているので、歩いて見た。

 木道の横に今の時期としては思いもかけない程の花が咲いている。













 小川も流れている。















 これはエゾリンドウかな?



 そしてサワギキョウもある。


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 先の方は地道になっていて、林の中を散歩しているような感じだ。だが野鳥に詳しい人なら色々な野鳥を見ることができるのだろう。



 湖岸に出てきたら、白鳥がうずくまっている。3メートルくらいに近寄っても動きもしない。頭を後ろに向けて羽の中に突っ込んで寝ているようだ。おいおい、こんなところにいたらキツネに襲われてしまうぞといいたいところだ。これで野生の白鳥かいな?

 その先のネイチャーセンターの人に聞いたら、人になれてしまって人には驚かないという。



 帰り道に通りがかったら、水の中に出て頭を水に突っ込んで、元気に水草を食べているようだ。



 こういう林の中の道は歩いていても気持ちがいい。時々蜘蛛の糸が顔に引っかかるのは困ったものだけど。

 

 ほぼ全体を歩いていたら2時間以上もかかってしまった。

 ここはオススメだ。
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