ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

寒風山のすばらしい景色を堪能した

2014年06月10日 | 2014/6 みちのくのたび
 今朝は鳥海山がきれいに見える。


 道の駅「象潟」をゆっくり目に出発してできるだけ日本海沿いに走って行く。まず立ち寄ったのが道の駅「岩城」。
 

 島式漁港公園と別名をつけているから何事かと思ったが、ここの漁港は海岸から防波堤を伸ばして漁船の繋留場所を作るのでなく、ちょっと沖合いに一口食べたドーナッツみたいな防波堤を作って、そのドーナッツに橋を渡している。はじめて見る漁港の形式だ。おそらく海砂の流動が大きいので、岸から防波堤を作ると砂がここにたまってしまうのだろう。ここは温泉もあるし、国道からも少し離れているので車中泊にぴったりだ。食事の店も色々ある。
 秋田市内は素通りして、もうひとつ道の駅「てんのう」にも立ち寄った。ここは広い、公園の中に道の駅も温泉もある感じだ。
 いよいよ寒風山。東西南北、どちらを見渡しても広々して気持ちがいい。


  眼前の小噴火口の縁を一周するのもいいトレッキングコースのように見える。また今度挑戦しよう。
 大分時間も押してきたので、今日の温泉に向かう。砂丘温泉ゆめろん。お湯は薄いオレンジ色で透明。何の成分がこの色かはわからないが、塩化ナトリウムはほとんどで、カルシウム、炭酸水素、メタ珪酸が若干。お湯に入ったら眠気がすうっとなくなった。
 今日の車中泊は道の駅「みねはま」。
 

 国道そばだが静かなのんびりした道の駅だ。隣接してぽんぽこ山公園があり小さい子供を遊ばせるにはいいところだ。
 

 
コメント

羽黒山にお参りしてから鳥海山に(6月9日の記事)

2014年06月10日 | 2014/6 みちのくのたび
  今日は山伏の羽黒山に行く。田んぼの中の道を走って行くと、月山が美しい。この地域の人は日々月山の移ろいを見ながら、どんなことを思って暮らしてきたのだろう。


 羽黒山に近づくと道路をまたぐ大きな鳥居。


羽黒山参拝のベースは「いでは文化記念館」。ここに9時前について周辺案内図をもらった。


 いよいよ羽黒山に上る。随神門をくぐると杉の巨木の参道が始まる。山頂エリアまで石段が2446段、緩急織り交ぜて続いていく。
   

 爺杉は樹齢1000年以上、杉越しに国宝5重の塔が見える。この塔は平将門の創建だとか。その後の改修があったにしてもこんな雪や湿気のなかでよくも保ってきたものだ。
 参道もここから一の坂、二の坂、三の坂と急な上りが続く。ちょっと曇り気味だが蒸し暑い。参道脇には涼しげな花。
  

 山頂の拝殿は「月山」「羽黒山」「湯殿山」の三神合祭殿。




境内には鐘楼がある。これも5重の塔も、寺も神社も一体で気にしない時代のもの。「いいんでないかい」
 

 この鐘楼が見事な掘っ立て建築。
 境内に大祓茅輪神事の茅輪があった。

 8の字に三回輪をくぐると罪穢れを除くそうだ。自覚のないままにくぐって生まれ変わった。

 さらに月山に行きたかったが、月山道路は7月1日に開通。次回回しにして、鳥海山に向かう。

 その前に道の駅「鳥海」に立ち寄ったが、観光情報のパンフレットが何もない。
 
物産店の片隅にパウチしたパンフレットが一束おいてあるだけ。その代わり食べ物屋が面白い。産直野菜もあるが海産物の店で魚貝類を焼いたものを売っていて、店先のテーブルで食べることができるし、フードコートやラーメン、パンの店もある。
 道の駅はそこそこに十六羅漢に向かう。

海岸の岩に仏と十六羅漢の胸から上をを山の方に向けて刻んでいる。一度に全部見えるのではなく、海岸の岩を伝って見て歩く。ただあまり硬い岩ではなさそうなので、あと100年もすれば日本海の荒波で風化しそう。

 ここから鳥海ブルーラインを上がっていく。最初から上り坂で終点の鉾立までほとんど3速で上がる。今日は鳥海山の上のほうは雲に隠れているが、下を見ると日本海の景色が美しい。
 

 鉾立からの眺望もすばらしい。






 最後の写真で雪解け水が滝になって落ちているのが木々の向こうに少しだけ見える。この樹林の向こうに出ようと歩いて行ったが、途中で雪に阻まれて戻ってきた。この鳥海山もいつか登りたい山になった。

 帰りがけに元滝伏流水に立ち寄り。平成の水100選。

鳥海山の伏流水がこの崖のところから流れ出している。ボトルを2本持ってきたので、水を満たして戻る。

 今日はこのくらいにして、道の駅「象潟」で車中泊。温泉もある。
温泉はビルの4階の展望風呂、海に向かって大きなはめ殺しの窓があり、今日は西日がガンガン照りつけてまぶしい。茶褐色透明な塩化ナトリウムのお湯だが。お湯のあふれる浴槽の縁や床は2ミリくらいの黄褐色の析出物で覆われている。
 

 足湯もあるが有料(100円、タオルつき)。それも5時ごろに営業終了なので、温泉350円のほうがお買い得?

 ここは夕日のきれいなところということで、温泉から出てビールを片手にビルの裏の芝生広場に出て、夕日を眺める。今日は風は強かったが陸からの東風なので、静かなべたなぎの海だ。


コメント