昨日、二日間にわたった県地域演劇交流春フェステイバル大和大会が終わりました。
開会式では大木大和市長さんから、大和市に文化複合施設の建設計画が実現することになった。平成27年秋の完
成をめざして、文化芸術の拠点が完成することになるので、この春フェステイバルも、新芸術文化ホールで開催してほ
しい、という嬉しいお話をいただきました。
初日に5グループ、2日目に6グループの発表があり、やまと塾は「続・大和百年物語~もう一つの物語~」で参加しま
した。
やまと塾の公演をみてくださったかたがた、また、手話の指導、音響や照明への協力、舞台つくりへ力をかしてくださ
った塾生のみなさん、ビデオどりのN/Tさん、皆様ありがとうございました。ただ、感謝あるのみです。
閉会式では、審査にあたられたY/KさんY/Yさんから貴重な講i評をいただきました。
すべての作品を批評の目で観賞されるだけでも、どんなに大変なことかと思われます。その上一つ一つ、丁寧に講評
をいただき、ありがたく思いました。このような機会でないと、自分の作品について、客観的な批評をいただくことは
ありません。
Y/Kさんの言葉の中で、印象的だったことをあげます。(全体のことと、やまと塾のことの批評をあわせて。)
1、暗転処理を少なくする工夫が必要。真っ暗な中に、10秒もおかれていると、観客の目線は舞台からきれて
しまい、いらつくものだ。
2、台本のセリフは順番に書かれているので、順番に言葉にだすのが当たり前のように思われがちだが、
それだけでは、中身が伝わらない。セリフは自分の言葉にできて、初めて相手に伝わるもの。
3、感情があって、言葉が出てくることが大切だ。--言葉だけでは伝わらない、心模様が芝居である。
4、続大和百年・・・・について、明と暗のコントラストをはっきりーー相模甚句の踊りの場面は思いっきり
明るく、衣装も明るく踊ることで、サブロウ・ヤヨイのセリフが生きる。華やかさがあるだけ、苦しみが
引き立つと思う。
等々のお言葉をいただきました。
Y/Kさんから賞の発表があり、やまと塾は「審査員特別賞」をいただきました。
賞はやまと塾副会長のU/Kさんがいただきました。U/Kさんは、感想として、出演者が多く、稽古は難航したが、
皆でがんばった。また、手話を地域の方に教えていただくなど、多くの方々にお世話になった。とはなされました。
大和塾としてのまた、新しい歴史の1ページが刻まれ、塾としての基盤は公演の度に、強くなってきている
と感じています。歩みは遅々としていても、粘り強く活動を進めてまいりましょう。
それにしても、塾生の家族・親戚・知人が会場にきてくださったことが、うれしいことです。1000円の入場料の
重みも感じます。本当に皆様ありがとうございました。 水野昂子