そうだです。
今日はクリスマス、昨日はクリスマスイブ。
皆様、どう過ごされましたか。
クリスチャンでもなく、平均的な日本人である私は
クリスマスイブにはサンタさんのプレートがのっている日本式ケーキを食べ、その日の夜中には、サンタさんが各家を回って、子供たちにプレゼントを配ってくれるのだという想像を、大人になった今でも楽しんでいます。
思い出せば私にも１回だけサンタさんが来てくれました。
あれは確か、小学校５年生のクリスマスイブの日でした。
朝目覚めると、枕元に四角い包が…開けてみるとなんと
それは「若草物語」の単行本でした。
表紙には美しい女の子達が４人描かれてあり、ワクワクしました。
それからしばらくの間、毎日夢中になって読みました。
所々に挿絵も描かれていて、尚更、想像力を掻き立ててくれます。
貧しくとも心豊かに生き、奉仕の精神を持って子供たちを教育する聡明なお母さんのもとで、娘たちは、４人とも素敵なレディに成長していきます。
それぞれが自分の個性や才能を磨きながら。
小学生の私は、この本にすっかり魅せられてしまいました。
結局私はこの「若草物語」を１０回以上読みました。（今の私は同じ本を２回以上読むということはほとんどありません。）
この本は、子供の私を深く感動させ、読書の楽しみを教えてくれた記念すべき、大切な本です。
女の子にはぜひ読んでもらいたい本です。
半世紀以上前にたった１度訪れてくれた私のサンタさんに感謝
メリークリスマス