演劇やまと塾公式ブログ

神奈川県大和市で活動している市民劇団「演劇やまと塾」のブログです☆なお、掲載されている画像、動画等の無断使用を禁じます。

一歩一歩 前を向いて

2016年10月21日 08時24分16秒 | 「スイート・ホーム」稽古日

        本公演が控え、稽古に集中しなくてはいけない時期なのに、

前から気になっていたので、故郷(宇城)の地震見舞いに

行ってきました。まず、全壊した親友の家へ。

地鎮祭が終わった場所に立った時、心が痛みました。

     お庭には、元気よくつるを伸ばしたかぼちゃが

何事もなかったように 数個なっていたのが、印象的でした。

 

    主人から「同級生に、元気を出してもらえるように」と

お見舞いを預かったので、小学時代の災害に遭遇した

8人の親しい仲間と、夜はささやかなお食事会をしました。

    話を聞けば聞くほど、切なかったけど、皆で力を合わせ、

前を向いて、がんばっている様子に安堵しました。

 

  その日の真夜中に、震度2の地震がありました。

     私は、「ワァ、地震だ」と言って飛び起きたのですが、

熊本の友だちは「こんな地震は、いつもあっとよ」と言って

あまりビックリしていませんでした。

最初の頃は、地震がなくてもいつも揺れてるように感じていたそうですが、

最近は地震に   なれてしまったと。地震対策はしていても

何の手立ても出来ず、自然災害の怖さに立ち向かっていました。

 

 益城は、あまりの被害のひどさに、さすがに車からおりれず、

車窓から見たのですが、それは、言葉では、言い表せない位・・・

 

 熊本のシンボル熊本城は、地震によって櫓や門など重要文化財に

指定されている13の建造物。その全てが深刻な被害を受けていました。

当たり前の様に勇壮に建っていた熊本城のあまりの変わり方に

涙が出ました。復興を願いながら、募金箱に。

 

往時の姿を残す宇土櫓も損傷。外の櫓も土台の石垣から崩壊していいました。

大きく傷ついた熊本城を見て、表現のしようがない位

凄いダメージ受けました。

場内に立ち入ることはできなかったけど、二の丸広場や加藤神社から

地震に耐えた姿を仰ぎ見ることができました。

 

現場は、TVをみるのと違って・・・

 

「負けちゃいかんばい    熊本!」と心で叫びながら、昨夜空港を後にした  

                                                                     かっちゃんでした