久しぶりに娘と会い、外で昼食を共にした子離れが苦手な“あきひろ”です。
今年も神奈川演劇博覧会に行き、3日間の内の1日だけでしたが5団体の
熱演を観てきました。旗揚げ間もない劇団の創作劇、13人を演じ分けた
45分間の一人芝居、捨てられ人形に魂が宿る話をパントマイムで表現する等
どれこれも個性あふれる演技で練りに練った内容でした。
私が印象に残ったのは見知らぬ中年男性二人が、偶然居合わせた病院の待合席で
語り合いながらの自然なやりとりをする演技力でした。相手の話をきっちり聞いて、
適切な間合いで反応してから自分の台詞を的確に伝えているところに経験の深さを
感じました。筋書きのある話を筋書きがないように自然にお客様に伝えることの
難しさと面白さをあらためて感じながら小雨の紅葉坂を下りて桜木町駅に向かいました。
では、また。