さだまさしさんの最新作品CD「存在理由」を最近購入しました。新聞記事で、
昨年の暮れアフガニスタン東部で福岡市の非政府組織「ペシャワール会」現地代表
の医師中村哲さんが殺害された事実を受けて、中村さんを悼む作品を作られたと読
んだからだった。早速なじみのレコード屋さんに注文して、まもなく、入手できたのです。13曲おさめられた作品の最後が「一粒の麦~Moment」でした。
さださんは中村医師の活動をとても尊敬していたとのこと。中村さんは沙漠地帯に
水を引き、国民に農業を教えることで、「生活のための戦争」を終結させられると
考えた。「百の診療所より一本の用水路を」と四半世紀以上をかけて、水路を開
き、沙漠を緑に変えてきたのですが、一部のゲリラの暴走により、中村さんの命は
奪い去られたのです。享年73歳。
私の夫もペシャワール会への協力を続けており、「中村さんはすごい人」と話して
おりました。
ひと粒の麦~Moment~ (作詞作曲さだまさし 編曲渡辺俊幸)のはじめの部分を紹介します。
ひと粒の麦を台地に蒔いたよ
ジャララバードの空は蒼く澄んで
踏まれ踏まれ続けていつかその麦は
沙漠を緑に染めるだろう=== 水野たか
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