青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

経費削減で「高級店」がセルフサービスに!

2024-10-18 | 今を考える
大阪はまだまだ暑く湿度も高い。喉が渇いたので入ったのは、阪急宝塚線・清荒神にもある「あずさ珈琲」。
 
 
「ららぽーと甲子園」内には、スタバ等、多くのコーヒーチェーン店があり、値段の安い店は多くのお客が入っていますが、値段が高いお店はガラガラのようです。だから空いている方が静かで良いので、ここに入りました。ここなら食事も出来るしね。
 
 
ところが・・・
 
最初に目に入るのはお水でもなく、メニューでも無い。
 
 
こちらの説明書なのです。そもそも値段が高いお店なのに、水はセルフサービスなので、お店の方は持って来ません。ちょっと驚きました。
 
注文は自分のスマホを使って、自分でメニューから番号を入力してオーダーする。だから食事代以外にスマホの通信費まで掛かる!そして、運んでくるのはロボット。自分で品物を下ろし、自分で受取完了の操作をしなくてはいけない。人件費を削減しているのでしょうが・・・。ロボットを見て喜ぶのは子供と、大人なら最初だけだと思います。なぜ、セルフでやらないといけないの?
 
 
高いお金を払ってまで、自分でこんな操作をしないといけないのか?お店がこういう形に変わって行くなら、僕はもう行きません。自分が何もしないでいいし、自分では作れないものを求めて外に行くのに、自分でいろいろ動いていたら外食の意味が無い。
 
こういうスマホとかを使うのは、僕のように高齢者になると面倒臭い。オーダーもメニューの写真を押すならともかく、そうではなく商品の数桁ある番号を入力しないといけないので、オーダーの確認もしてもらえず、運ばれて来たものが違っていたら、どうしようもありません。
 
こういうのが新たな社会システムと言われても、とても不親切で受け入れる気もありません。何でも効率化を目指すのも勝手ですが、世界中に「心の貧乏人」が溢れかえることになると思います。
 
こんなシステムと知っていたら利用しないし、そもそも店員さんは何もせずに3人くらい立っているのです。問われたら説明するためにいるのでしょう。だったら安くはないお店なんだから、水くらい持って来るべきだし、「オーダーはこれこれでよろしいですね?」と声を掛けるくらい当然じゃないのでしょうか?人不足だからと言って、高級感を出しているお店で、水もオーダーも受取もセルフサービス?それだったら値段が高過ぎます。
 
何かが違うから、このお店だけがガラガラなのでしょう。そう思いました。「当店はセルフサービスのお店です」くらい、表によく見えるように書いておくべきお店です!