この写真は1990年の大阪・花博会場に再現された、オーガスタ・ナショナルC.C.の12番ホールです。オーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブの協力で、寸分たがわず再現されました。
優勝争いを幾度となく混迷させた、アーメンコーナーの難ホールです。
事前にハガキでこのホールのプレーヤーを募集しており、(新聞のスポーツ欄の隣に1面広告を出していました。)僕はそれに応募して見事に当選しました。ホールインワンを達成すると、ハワイ旅行?(ちょっと記憶が曖昧)が賞品で、ワンオンに成功すればグリーンでパッティングが出来る。バーディを取れば賞品が出ました。
家から7番アイアンを持参して挑戦、ワンオンに成功して、7メートルをねじ込んでバーディを取りましたが、何の賞品をもらったかは覚えていません。確かニューボール数ダースだったような気もします。
プロトーナメント並みの大勢のギャラリーの前でティーショットを打ったこと。グリーンが経験したことがないほど速かったことだけは忘れません。素晴らしい経験でした。
日本オープン最終日翌日の、茨木カントリーをラウンドしたことがありますが、それとは比較にならないほど速い、まさにガラスのグリーンでした。打った瞬間「弱い!」と思った球が、全く勢いを失わずにカップインした時は、びっくりと同時に快感でした。
ああいうグリーンで練習しないと、世界で通用するプロは生まれないんだろうなと、素人でも分かりました。これも僕の人生の中の、素敵な経験の1つです。