今年もゴルフの祭典「マスターズ・トーナメント」開催です。
TV中継は、いよいよ今夜から！
僕の体内カレンダーは（笑）このマスターズに思いを馳せると共に「春」に変わります。そしてコタツを仕舞い込みます。マスターズが終わるまでは、どれだけ暖かくてもコタツは押入れには行きません。寒の戻りがあるからです。しかし、今年はちょっと温かくなるのも早く、桜も2週間早かった。
ちなみにゴルフ・全米オープンの最終日は父の日なのですが、この日を過ぎると「夏」になり、全英オープンが開催されている時が夏真っ盛り。全米プロが終わると残暑を迎えます。日本のVISA太平洋マスターズやフェニックス・オープンの開催している時期が「秋」です。
昨年は新型コロナウイルスのせいで、この季節感がバラバラになりました。マスターズなどは史上初の秋開催となり、今年の大会は前回から半年での開催となります。
季節の変わり目をトーナメントで決めるこの習慣は、もう45年前から変わりませんが、数多くのゴルフ・トーナメントはスポンサーが変わり、名前も変わってしまいました。2月の寒さの中、ゴルフをするのを我慢している僕が、もう我慢出来ないと外に出るのはぺブルビーチでのビング・クロスビー・プロアマが開催された時でしたし、年の明けを告げるのは、ツーソン・オープンなどでのジョニー･ミラーの猛チャージ「61」や「62」のスコアを聞いた時でした。
それくらい夢中になったゴルフ。「会員権」が何かすら知らない小学生3年時から、海外のトーナメント情報だけの為に「ゴルフダイジェスト」や「パーゴルフ」等の雑誌を買って読んでいました。日本人プロでは関西の杉原輝雄と関東の（世界の）青木功がお気に入りでした。海外の選手はジャック・ニクラウスをヒーローとし、ゲイリー・プレイヤー、リー・トレビノが好きでした。
友人達30人くらいで毎週のように河川敷でゴルフ大会を行い、勝手に架空の賞金金額を決め、年間賞金ランキングや平均ストローク、平均パット数などまで弾き出して活動していました。30人もの人数で毎週土曜日の午後、まだ野球のグラウンドもテニスコートも無かった時代、広い河川敷を草むしりしてコースを作り、ゴルフに興じていたのは今から考えてもすごいゴルフ熱、友人達の団結力でした。（笑）
そんな所で修行し、打球場も行っていませんでしたから、初めてコースに行った時は、フェアウエイから打ってターフを取った時、怒られないかと本気で心配しましたし、ラフなんて全く気にしない。（笑）100ヤード以内はどこからでも100発100中でグリーンオンさせていました。そのかいあってか、高校の時は関西ジュニア・アマで2位に。打球場での練習が年に4回、コース年2回のラウンドでその成績を残したのですから、「お金が無いと上手くならないというのは間違い」。好きこそものの上手なれが正しいと、声を大にして言っておきます。
あ、この曲「オーガスタ」は、現在でもCD化されていないので入手は不可能です。ただし、音楽ファイルでの購入は、ここ数年可能になっています。こちらでも・・
AUGUSTA / DAVE LOGGINS
Well, it's spring time in the valley on Magnolia Lane
It's the Augusta National and the master of the game
Who'll wear that green coat on Sunday afternoon?
Who'll walk that 18th fairway singing this tune?
Augusta, your dogwoods and pines,
they play on my mind like a song
Augusta, it's you that I love,
it's you that I miss when I'm gone
Well, it's Watson, Byron Nelson, and Demaret, and Player and Snead,
And it's Amen Corner, and it's Hogan's perfect swing
It's Sarazen's double eagle at the 15th in '35,
And the spirit of Clifford Roberts that keeps it alive
Augusta, your dogwoods and pines,
they play on my mind like a song
Augusta, it's you that I love,
it's you that I miss when I'm gone
It's the legions of Arnie's Army and the Golden Bear's throng,
Wooden-shafted legend, Bobby Jones.
コースへと誘うマグノリアレーンに春が来た
オーガスタ・ナショナルにゴルフの名手が集う
日曜の午後 グリーン･ジャケットを着るのは誰だろう
１８番フェアウエイを歌いながら歩くのは誰だろう
オーガスタのドッグウッドとパインツリーを吹き抜ける音は
私の心に歌のように響く
オーガスタ 貴方が愛したもの
毎年 思い出すたびに懐かしい
トム・ワトソン、バリー・ネルソン、ジミー・ディマレー
ゲィリー・プレイヤー そしてサム・スニード
アーメンコーナーとベン・ホーガンの完璧なスイング
１９３５年の１５番でのジーン・サラゼンのダブルイーグル
コースに生き続けるクリフ・ロバーツの精神
オーガスタのドッグウッドとパインツリーを吹き抜ける音は
私の心に歌のように響く
オーガスタ 貴方が愛したもの
毎年 思い出すたびに懐かしい
伝説のアニーズ・アーミー
ゴールデン・ベアが引き連れる大ギャラリー
ヒッコリーシャフトの伝説 ボビー・ジョーンズ
＊アーニーは勿論アーノルド・パーマー、ゴールデン・ベアはジャック・ニクラウスのことです。
