街の風景はどんどん変わって行きます。アッと言う間に、そこにあった景色が違った景色になって行きます。
梅田のヨドバシカメラ前にある、東京オリンピックが開催された1964年に開業した「大阪新阪急ホテル」も、2025年度末までに営業を終了すると発表がありました。五輪を見込んで開業し、五輪の年に閉鎖を発表することになったのは、新型コロナウイルスの影響で宿泊客が激減したことに加え、今後もインバウンド客の回復が見込めないためなどと、阪急阪神ホールディングスは説明しています。
さて、この写真が昭和60年(1985年)11月の大阪・梅田のど真ん中だと、何人の人がお分かりになるでしょうか?
右手前のペンタゴンのような建物は「大阪鉄道管理局」で、ここが取り壊され、ドーム型のゴルフの練習場を経て、現在ここにはヨドバシカメラが建っています。
その後方左右に広がる駅のような場所は「国鉄梅田貨物駅」で、現在は「グランフロント大阪」に。
左下は大阪駅とそのホームです!
後方黄色い部分は、左がホテル・プラザで、右が大阪タワー。
僕にとっては何十年前でも、1番慣れ親しんだ光景なので、今この景色が見れない方が不思議な気分になります。