「ノストラダムスの大予言」で思い出した、短期的な目で見ればもっと恐い本がありました。
「恐怖の心霊写真集」です😱
トリック写真であろうと、目の錯覚であろうと、僕はものすごく怖かった。出版社はよくこういう企画を思いついたなと、今でも思います。自分の写真を細かくチェックしたものでした。
テレビでも定期的に特番を組み、写真の鑑定とお祓いをしていましたが、最近ではそういう番組にお目にかかりません。いろんな団体からクレームが付くからかな?
昔はインターネットなんてありませんでしたから、TVや書籍で情報を出されると真偽のほどが分かりませんでした。特に当時の子供には。ネッシーや雪男、UFOをマスコミが取り上げるたびに、本当かなと友達と話題にしたものです。
心霊写真だけではなく、ユリ・ゲラーの超能力、オカルトブームに乗って登場した漫画「恐怖新聞」や「後ろの百太郎」に押されるように、コックリさんが社会的に問題になったりもしました。あの昭和40年代当時、マスコミは本当に何でもやりたい放題でした。
僕らは読売新聞などの新聞に載らないならインチキ。本当のことなら新聞の1面で大々的に報道される・・当時はそういう物差しで見ていました。でも朝日新聞の捏造など、マスメディアも信用出来ない現代、真偽は自分で考える、人に頼っていては衆愚に犯されてしまうという時代になりました。