阪急池田駅から176号線を、落語ミュージアムの方向へ少し歩くと、1軒の古本屋があります。
「平田書籍店」・・昭和17年創業。
戦後に僕の父親が大阪に出て来た時には、もうあったのを覚えているのですから相当古いとは思っていたのですが。周囲には漫才ミュージアム等の新しい建物、マンションはあるけれど、家が少なく時間貸しの駐車場ばかりなのは、阪神淡路大震災で軒並み家が傾き取り壊されたからです。このお店も相当なものですが、北大阪の地震でも倒れませんでした。
ただ、いつ営業しているのか全く不明。午前中開いていると思ったら、午後2時にはもう閉まっていたり、何日も開いていないと思ったら、ある日の夕方開いていたり。
たまに開いていても、この通り。あまりWelcomeの雰囲気ではありません。そもそも古本屋さんと言っても、店頭で個人客相手に商売をするだけではなく業者間取引も多いので、そういう営業をされていたら、そうお店を開いている時が多くなくても不思議ではありません。
ただ、正直お店に入るのが怖い。入った時に地震が来たら・・と思うとね。