青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

名作の大人買い!~古本が熱い!

2021-11-29 | 本は友達・読書も大切です!

秋も深まり紅葉が美しいですが、寒さも増して来ました。

僕の最近のマイブームは、昔流行った作品の読書です。中学~高校~大学時代に読んだ小説、読めなかった小説。それを今読んでいます。懐が寂しかったので代表作は読んでも、他の作品を読めなかったあの時代。今は古本屋で大人買いして楽しむことが出来ます。

横溝正史、和久峻三、大藪春彦、西村京太郎、胡桃沢 耕史、赤川次郎、片岡義男、森村誠一・・・当時の角川書店の戦略の上手さのせいか、角川文庫が多いようですが(笑)

「汚れた英雄」は4冊セットで、オークションなら5,000円はします。(しかも綺麗ではない)しかし、足で探せば送料も不要。しかも、1冊100円を切ります!今日の写真はそういう戦利品を写したもの。
僕は手元にこれから読む本を、常にストックしておきたいので、これだけ見つかるとちょっと嬉しい。
 
当時すごく売れていた赤川次郎作品。僕は全然読んだことがありませんでした。「三毛猫ホームズ」は軽く読めて面白かったという友人の話を聞き、推薦作品を買って来て、名探偵コナンのような軽いライトノベルだと思って読み始めると、冒頭すぐに、アルバイトが面倒なので売春している若い女の子が殺される。え?そんなまともな事件を、どうやって猫が解決するの?実は僕はいまだに三毛猫ホームズの役回りが分かっていません。だって、まだ出てこないもん。😂 言葉も話せない猫が、どうやって事件を解決するんだ?と思い込んでいます。(笑)
 
 
和久峻三作品は大好きで、その影響で大学時代、法学部の授業を聴講しにも行きました。「赤かぶ検事」は有名ですが、そちらではなく、熱中し出すと依頼人に同情してなりふり構わず働く、若きイソ弁・花吹省吾シリーズ。法廷に立つや、ヨレヨレ爺さんから熱闘弁護士に大変身する猪狩文助シリーズを今収集しています。なかなか入手が難しいのですが、面白いのでこれからも読み続けたい。
 
 
携帯電話の無かった時代の小説は、ミステリーでも恋愛ものでも面白い。今の世の中は本当につまらなくなったと、昔の小説を読んでいると思います。1番の理由は人間関係が希薄になったことかな?文字だけでメールやSNSだけで人と繋がった気分になり、心が繋がっていない。だから1度何かがあると、すぐに関係が崩れて危ういことも起きてしまう。
 
実社会で行動を共にし、一緒に何かを頑張った友人は「戦友」と呼ぶのに相応しく、本当に大切にしないといけないと感じます。


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