僕がお盆や年末年始などの長期休暇を迎えると、必ず足を運んだのが「古本屋さん」でした。暇つぶしの本や、興味のある分野の書籍を探して、ごっそりと買い込んだものです。
写真は僕が関大時代からお世話になった「天牛書店」の江坂店です。江坂というより、緑地公園に近いような気がしますが・・。80年代、新御堂筋沿いの華やかな喫茶店が、沢山この近所にありました。
大阪で天牛書店と言えば、明治40年に創業者・天牛新一郎が大阪市南区二つ井戸で開いた古本屋に始まり、今日までに日本橋南詰め等何度か場所を変えながら、現在は江坂本店と天神橋店の2店を持つ老舗古本屋です。1999年にはハワイ店もありました。下の写真は天神橋筋にある天神橋店です。
現在では古本屋と言えば「ブックオフ」や「古本市場」。最近よく売れた本や漫画本を探しに行くならそこでもいいのですが、それなりの「古書」「専門書」を探すなら、今でも天牛書店です。
欲しい本が分かっているなら、入手が難しい本でもネットで検索したりオークションで見つけることも出来ますが、店頭で「この本は面白そうだな~」と、興味を持って手に取った本を読むのが僕は大好きです。だから、大阪梅田の第3ビルの地下や、ミナミの日本橋、神戸三宮など、今も残る古本屋には僕もちょこちょこ足を運ぶようにしています。でも、最近は本当に古本屋さんも減ってしまいました。