今日から明日にかけて、日本中で雨の被害が出ます。少しでも被害が少なければ良いのですが。ここ数年、昔に比べて夏は殺人的に暑いし、自然災害は地震もそうですが、水害が多い。僕が子供の頃は何とか台風で死者が何十人とか、大きな自然災害が定期的にありましたが、地震とは違ってその後堤防を頑丈にしたりして、街の発展と共にそういう災害は少なくなって来ていました。
ところがここ数年は、そういう努力を嘲笑うような大被害をもたらす災害が、日本列島を毎年襲って来ます。街の整備には時間が掛かりますが、僕たちがちょっとした備蓄をしたり、ニュースに耳を傾けて少し早めに避難することは今すぐ可能です。そういう心掛けをこれまで以上にすることで、少しでも被害を食い止めていくことも大切です。
懐かしいと言ってはダメなのですが、これは昭和36年6月末の大雨の時の写真です。大阪府豊中市の天竺川が増水しました。現在の新天竺橋が架かる場所から南を見た風景で、少し水が引いた後のものですが、上流から流れて来た、ダイハツの軽3輪ミゼットが写っています。
天竺川のあちこちで大雨によって堤防がえぐられました。これは服部本町の天竺小橋ですが、既に崩れかかっています。
現在は本当に綺麗に整備されています。