青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

レンタルDVDも終焉近し!

2022-11-07 | 日記
 
TUTAYA宝塚店に、昨日DVDを借りに行くと・・・何と最後の貸出日!
 
そう・・閉店です。
 
 
これで大阪・北摂界隈のTUTAYA、大きなレンタルDVD店は残すところ十三店と伊丹店のみとなりました。
 
それだけ世の中が配信の天下になった訳ですが、いろいろなチャネルがソフトを奪い合い、定期的に見ることが出来る作品が入れ替わる。つまり、お店に足を運ぶ手間は無い代わりに、例えアマゾン・プライムに入会しても、有料のコンテンツが多く、しかもレンタルDVD店の在庫ほど作品は豊富ではない。これからは、観たい作品を観る機会は急速に減るでしょう。
 
また、配信の有料コンテンツの料金も、レンタルDVDよりも高い。レンタルなら旧作は100円ですから。更に言えば・・・レンタルDVDならダビングだって可能なので、デジタルコンテンツを使えない後期高齢者の両親に、それを観せてあげることも可能でした。
 
80年代、町のどこにでも無数にあったレンタルビデオ店から王座を奪うも、レンタルDVDはTUTAYA1強時代を経て、そのレンタルDVD店の命運も後わずか・・・時代は変わり続けます。
 
 
昨日借りたDVDを本日返却に行くと、もう撤去作業中。レコード、CD、ビデオ、レーザーディスク、DVD、ブルーレイ、メディアは変わっても全てのレンタル店が消えて行きます。80年代の黎紅堂騒動、「レンタルは違法かどうか?」を見て来た者としては、寂しいものです。
 
音楽も映像も、配信・・・そんなに質が良いとは思えませんが。高級オーディオや大画面で聴いたり観たりする人からほど、そういう声が聞こえて来ます。

遂に!ジュラシック・ワールド & シン・ウルトラマン

2022-11-06 | 青春・名画劇場

コロナ禍で映画館に足が向かなかった皆さん!トム・クルーズの「マーヴェリック」に続く朗報です!

僕が1番期待していたジュラシック・ワールドの完結編「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」のDVDがいきなりの12月7日発売決定!アマゾンで今予約すると、12月6日に手元に来ます!12月のクリスマス商戦前に発売するはずだと信じていましたが、やっと決定して嬉しいです。

現在の値段表示は値引き無しですが、発売までにタワレコやヨドバシなどと比較して、いつものように最も安い値段での発売になるでしょう。しかし、最近はブルーレイ+通常DVDのセット販売ばかり。DVD単体での最も安い販売が無くなりました。配信のおかげでパッケージ販売が落ち込む中でも、日本だけはこういう販売を継続です。僕は70型画面なので、4K版を購入しました。1人で観る訳ではなく友人達と何度も観るので、まあ無駄使いとはなりません。

そして、もう1本が、「シン・ウルトラマン」です。

シン・ゴジラが面白かっただけに、ウルトラQやウルトラマンをリアルタイムに楽しんだ僕には、「シン・ウルトラマン」が楽しみです。公開当時はウルトマンなのに「なぜメフィラス星人?」と思っていたのですが、劇場に足を運んだ友人から「ゼットンが出た!」と聞いて・・行きたかった。

こちらは何とアマゾンプライム独占配信で、今月11月18日(金)0:00から配信スタート!

DVDの発売日については本日現在発表はありません。鈴木亮平、岡田准一ら主演の「燃えよ剣」も、DVD化される前に、同じようにアマゾンプライム独占配信を行いました。その時はプライム会員は無料でしたが、今回もそうなら嬉しいですね。

劇場公開時の動員客数は、コロナ禍の影響を大きく受けたハズのこれら大ヒット娯楽作品たち。ほんのもう少しだけ待ちましょう!間もなく自宅で楽しく鑑賞出来ます。僕も劇場では始まる前にトイレに行っていても、途中でトイレが近くなることがあり、自宅ホームシアターでの鑑賞の方が楽しくなってしまう年齢になりました。(笑)


Breaking Down ~やめよう!日本人の“妬み”文化!

2022-11-05 | スポーツの話題

今、人気と注目を集めているBreaking Downについてのネット記事が、とても見苦しい。本当に日本のサイトなのか?と、どこかのすぐに喧嘩腰になる国のサイトなのではないかと思うほどです。

日本は「和を以て貴しとなす」文化を持つ国でした。これは「仲良くすることが1番」という意味ではなく、1人1人の意見や立場を尊び、多数決で決定するのではなく、独裁者や専制君主が決めるものでもない。「和」つまり各人を尊重したまま一致点を探して見つけ、それによって政を行うという意味です。慣れ合ったり、逆に誹謗中傷で言いたいことを言う、暴力で殴り合うということではありません。しかし、最近の日本を眺めていると、ほとんど万事に渡って違う文化が日本に蔓延しています。

それは「妬み」です。

他人を羨ましいと思ったら、自分も頑張ればいい。確かに億万長者になりたいと頑張っても、誰もがなれる訳じゃない。一生懸命努力しても、部活でレギュラーになれない、志望校に合格しない等、努力だけでは人生には結果がついてこない場合は多い。しかし、流した汗は嘘をつかないので、努力しただけの実力は、本人の頑張りに応じて身につきます。他人からの評価は別として。

社会人であれば課長になりたいと思えば、頑張って係長の内に課長の仕事を覚え、課の成績を上げて、課長という神輿を担いで次長・部長にしてあげればいい。そうすれば空いた課長の椅子はその人のものになります。しかし、現実には自分が頑張るのはとても難しい。そこで人は、課長を引き吊り降ろして、その椅子に座ろうとします。上司のミスやスキャンダルを暴こうとします。

自分を高めるのは困難ですが、他人を引きずり下ろすことほど簡単なものはありません!

そういう手法が、今の日本には蔓延しています。海外の個人主義や自己責任という文化とは全く違います。日本人の「和」は、どこに消え去ったのでしょうか?

昔はプロレスは何かあるごとに引き合いに出され、「八百長」だと言われました。こちらは真剣勝負だけれど、あちらはショー・八百長だと、人気があり大金を手に出来るプロレスを見て、人気の無いスポーツに関わる人たちが口々に誹謗中傷したものです。でも僕は、アントニオ猪木にボクシング世界王者の具志堅用高さんが真剣に戦っても勝てるとは思わない。勿論、具志堅さんは猪木に対し、真剣に「真剣にやれば俺の方が強い」などと馬鹿なことは言いません。アントニオ猪木は物凄く強くなる為の苦労の末、「世間」と闘い続けました。

プロレス・ブームが去り、K1やプライドといった格闘技ブームが去っても、ボクシング界は亀田親子に対して冷たく、依然マニアだけを相手にする業界のままでした。前田日明が不良更生も含め、ジ・アウトサイダーを立ち上げると、これまた「あれはただの喧嘩」だと中小誹謗が起こり、団体は活動停止に。反社との関りからプライドを潰した榊原氏が、何故かプライドを潰した同じフジテレビに推されてRIZINを立ち上げて人気を得ると、ジ・アウトサイダーから出て来た朝倉兄弟がRIZINで活躍を始めますが、所詮ジ・アウトサイダーの奴らと言われました。格闘技界はいわれのない反社との関りを取り沙汰され、若い選手たちは大人の事情や時代の既成権力と闘い続けました。

そして、朝倉兄弟がBreaking Downを成功させると、今度は「あれは格闘技ではない」と一斉攻撃です。ボクシングであれ何であれ、最初からルールが整備され今日のような姿になった訳ではありません。総合格闘技と呼ばれるものも、猪木とアリが戦って以降少しづつ進化して来ました。技術体系に違いは多少あっても、修斗もプライドもUFCもパンクラスも、そもそもは八百長と言われたプロレスが無ければ誕生しなかった

Breaking Downも今後ルールを整備し、プロモーション方法を改善すれば立派な格闘技に変貌を遂げるでしょう。全てのプロ興行は、大衆が観たいと思わないと成功しません。那須川天心と武尊選手のザ・マッチが大成功したのは真剣勝負だからではなく、スター選手同士の対決であり、多くの人が観たいと思ったからです。

Breaking Downの1分間ルールでなら、確かにプロがアマチュアに勝つ事もあります。オーディションからのプロモーションもあり、大衆が観たいと思うから成功しています。継続して成功して行くかはまた別の話で、死亡事故や反社会性が無いように運営側も改善して行くでしょう。

スポーツは似ていても、ルールが違えば全く別物!ボクサーやキック等いろいろなプロ格闘技の選手がBreaking Downに対して、注意喚起を超えた誹謗中傷に近い発言をしていますが、他人をこき下ろす時間があれば、どうすれば自分たちの競技が多くの人々から注目を集めることが出来、その結果、アルバイトや仕事をしながらではなくプロ競技に専念して生活できるようになるかを考えるべきです。いくら批判しようが誹謗中傷しようが、Breaking Downが潰れても、自分たちの所に観客は集まりません

Breaking Downの出場選手たちのTwitterやYouTubeへの誹謗中傷・・・そんなものを書く暇があれば、違うことに時間を使えばいい。そんなに人の成功を妬んでどうするの?と思います。Breaking Downは今後、既得権益を持つ格闘技団体と闘うことになるでしょう。

成功している人間を妬むのはやめましょう。YouTuberだからとか、不良だからだとか、そういう物差しで人を判断するのは止めましょう。そんなことをしても、誹謗中傷している人間の立場何も変わらないし、自分が周囲に騒がれる人間になることもありません!

僕はBreaking Downを盛り上げたい選手の意図は分かるけれど、選手のほとんどが嫌いです。反社会的な煽りばかりで芸がなさ過ぎる。それと不良の更生の場という側面も理解しますが、個人的に刺青を入れた人間は大嫌いです。でも、Breaking Downを僕は観ています。大怪我をしたり、死人が出なければ良いと思いつつ、口だけではなく、行動する若者の姿に惹かれるからです。

ただ一言。格闘家と言われる選手たちは、言葉使いや態度の悪い人が多過ぎます。コアなマニアにだけ支持されても、そういう団体は必ず終わりを迎えます。長く続くのは、マニア以外の一般人の支持も受けたものばかりです。プロレスラー、相撲の力士、ボクサー・・・ほとんどは礼儀正しく普段は怖さを感じさせません。キャラも大切ですが、一般人に背を向かれない程度にお願いしたいものです。

Breaking Downの選手やタレントには、世間や格闘技業界を相手に新しい戦いの場と、自分たちを認知させる闘いに勝利を収めてもらいたいですね。青汁王子などはBreaking Downは今回がピークと語り、場外乱闘云々で警察沙汰を心配する声も上がるが、試合以外の部分で常識を逸脱せずに上手く煽れば、未知の格闘技の魅力と(まだまだ寝技のスペシャリストが登場していない)、プロ格闘家によるレベルアップで、社会現象と化ける可能性も大いにあると僕は考えます。


電車内に「鳥」❓

2022-11-04 | 日記
電車内に「鳥」⁉️
 
 
しかも1人で立ってるし🤣これは倒れず人に迷惑もかけない。久々に見た良い一品です。
 
持ち主は服装ともマッチさせていて、とてもオシャレですね。

大阪ダイヤモンド地区の歴史!

2022-11-02 | 昭和・懐かしい大阪の風景

中学生の時、映画やドラマを見て、「闇市」なるものに興味を示していろいろ質問するものだから、親父が雰囲気だけでも見に行こうか・・と、連れていかれたのが「梅田ダイヤモンド地区」。

同年代の友人なのに、行ったことが無い、名前も知らないという人が多いのには驚きます。グランフロント辺りの再開発もまだ手付かずなのに、再開発した場所の再開発が始まる。大阪駅前はいつひと段落するのだろう?梅田~中津間が全部「池」だったり、だから中津まで人が歩くトンネルがあったり、そもそもJR大阪駅が数メートル地盤沈下して下がっている事など、知っている人は周囲にはほとんどいません。阪急梅田駅の位置が、元々は現在の位置と違う事を覚えている人もそう。

マルビル、ヒルトンホテル、大阪第1~第4ビルが立ち並び、言わずと知れた大阪ダイヤモンド地区・・・大阪府大阪市北区梅田一丁目の通称です。大阪駅前線、国道2号、御堂筋および四つ橋筋に囲まれた形が、 五角形のダイヤモンドに似ていることから「ダイヤモンド地区」と呼ばれ、親しまれています。

現在のダイヤモンド地区に至るまでの歴史は、戦後の闇市から始まりました。雑炊屋、芋屋、古着屋等の闇市に不法占拠されましたが、その後強制撤去され、飲食・繊維関係の商店街が出来上がりました。入り組んだ街区に700~800軒とも言われる卸問屋が集まっていました。

写真左には梅田繊維卸会館の看板が見えます。この写真は昭和26年のものです。

そしてこの地図は、昭和30年代初期の梅田繊維街の地図。

この辺りのお店のほとんどは借家人で、当時日本一高い家賃と言われながらも、ここで営業を続けられたのは、「いかに儲かっていたか」の証拠です。

しかし、昭和30年代に大阪駅前の再開発が企画され、昭和44年には新大阪にセンイシティーが完成し、多くの店舗が新大阪に移転しました。

これは昭和45年頃。大阪第1ビルが完成しましたが、まだまだ第2以降のビルも丸ビルも見えません。立ち退き問題もなかなか解決することなく、この大阪のど真ん中に、闇市の名残は平成の世の中にもまだ残っていました。平成になっても・・と聞くと、驚く方も多いかと思いますが、僕が学生の頃1980年代にはマルビルの近くはまだまだ闇市の名残をハッキリ残していました。

こちらはほぼ現在のような形になった平成2年の同地区の写真ですが、マルビルの右側には戦後から残る建物がまだ残っています。大阪で生まれ育った昭和30年代の僕の世代でも、この闇市の名残に足を踏み入れたことがないという人も多くいます。

大阪マルビルが出来たのは昭和51年(1976年)3月。完成当時は周辺で唯一の高層ビルでした。ユニークな形状、一部が復活した屋上部の電光掲示板、大阪の高層ビルのさきがけとしての風格から、今でも梅田のランドマーク的なビルですが、建て替えが今年の春に決定。工事の着手は来年の2023年夏。2025年日本国際博覧会への貢献を考え、同年4月13日から10月13日の期間中は、万博会場にアクセスするバスのターミナルとして敷地を提供するということです。

令和になって、大阪の中心地はこれからも変わり続けて行くのです。