NHKの籾井会長が就任直後に、理事10人の辞表を提出させていたというニュースが流れ、この事実が明らかとなった衆院総務委員会の質疑を聴くに及んで仰天してしまった。彼が、就任会見で、「ボルトとナットを締め直す」と言っていたのは、こういう意味だったのだ。
彼にとって、NHK会長という職は、落下傘で敵地に降り立つようなもののはず。
であれば、先ずは、番組制作や報道、企画や経営といったそれぞれの分野の幹部である理事の信任と厚いサポートがあって初めて、職責が全うできるというものだ。
それが、就任直後に、「君たちは、前会長の任命になるのだから、即刻、辞表を出せ」と命じられたら、理事たちはどう思うだろうか。勿論、職務命令と言われれば、やむなく出すだろうが、こんなことで決して経営がうまく行くはずがない。
この件は、今朝の新聞(朝日)でも大きな扱いで報道され、社説にもなった。以下、ご紹介したい。
大きな活字の記事は、こちらにあります。
ご参考
・NHK籾井会長就任記者会見要旨(pdf file)
・会長、副会長及び、理事の服務に関する準則(pdf file)
彼にとって、NHK会長という職は、落下傘で敵地に降り立つようなもののはず。
であれば、先ずは、番組制作や報道、企画や経営といったそれぞれの分野の幹部である理事の信任と厚いサポートがあって初めて、職責が全うできるというものだ。
それが、就任直後に、「君たちは、前会長の任命になるのだから、即刻、辞表を出せ」と命じられたら、理事たちはどう思うだろうか。勿論、職務命令と言われれば、やむなく出すだろうが、こんなことで決して経営がうまく行くはずがない。
この件は、今朝の新聞(朝日)でも大きな扱いで報道され、社説にもなった。以下、ご紹介したい。
大きな活字の記事は、こちらにあります。
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・NHK籾井会長就任記者会見要旨(pdf file)
・会長、副会長及び、理事の服務に関する準則(pdf file)