アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

ソル・ガベッタ嬢のチェロ協奏曲

2014年02月17日 | この一枚
オーデイオ雑誌の試聴評が良かったので取り寄せてみたのだが、録音、演奏ともに秀悦で、このドーナツにすっかりはまってしまった。



ガベッタ嬢は、1981年、アルゼンチンでフランス人の父とロシア人の母の間に生を受け、10歳で国内のコンクールで優勝し、その後もモスクワのチャイコフスキーコンクール、ミュンヘンのARDコンクールなどで優勝経験のある実力派。その知的でクールな演奏は、世界的に高く評価されている。

これは、同嬢の5枚目のアルバムだが、サポートするバーゼル室内管弦楽団の好演もあり、3曲ともとても良い。



特に、ハイドンがすばらしい。
ガベッタ嬢の知的だが人肌で包み込むような演奏が、第2楽章の美しい旋律を響かせる。古き良き時代のヨーロッパの音楽だ。

YOUTUBEで、彼女の演奏をご覧になれます。
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立憲主義こそ~近代国家の根本理念

2014年02月17日 | ドラミング
国の統治を、憲法にもとづき行うことを「立憲主義」という。

つまり、政府の合法性や権威、政策は、憲法の制約下に置いてのみ有効だという考えであり、近代国家存立の根本理念となっている。

しかるに、先に衆院予算委員会で安倍首相は、集団的自衛権の解釈をめぐって、「我こそ国の最高責任者。憲法をどう解釈するかは私が決める。そして、選挙で国民の審判を受ける」と。

これは「立憲主義」に対する重大な侵犯ではないかという社説が、15日の新聞(朝日)に掲載されたのでご紹介したい。


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