一昨日午後、札幌シアターキノでイラン映画「セールスマン」を見た。
米国アカデミー外国語映画賞を受賞した秀作。
物語~引っ越し先のアパートで、妻ラナが侵入者に襲われた。夫のエマッドは警察に行こうと説得するが、表沙汰にしたくない妻はこれを拒み続ける・・・。
結局、夫のエマッドは、乗り捨てられた車から犯人を割り出し問い詰めるが、明らかになったのは、人間の持つ欺瞞性への怒りと虚しさであった。
もう40年も昔になるが、小生らは仕事でイランに5年余暮らしたことがあり、ファルシィ(現地語)も片言ながら理解できることから、映し出される街並みやそこでの人々の営みをとても懐かしく拝見した。
写真は、映画の公式HPから拝借しました。